キャンプの醍醐味といえば焚き火や大自然の中で過ごすゆったりとした時間。
もちろん準備期間も楽しいもので、“今度はソロ用のテントが欲しいな”とか“寝てるときに背中が痛かったからもっと良いマットを探そう”など、次のキャンプに向けてあれこれ妄想しているのも幸せな時間です。
こんな調子で己の物欲に任せてポチりまくっていたら、運搬するだけで一苦労という本末転倒な事態に。そんな多くなってしまったギア類を何とか効率よく運べる方法はないか…と考えているときに見つけたのが、ゴードンミラーの「コーデュラトートバッグXL」(1万5900円)です。
このバッグは、一回でたくさん入る大容量に加えてガシガシ使える耐久性と防水性を兼備。運搬時に両手が塞がるコンテナに比べて、肩掛けができて両手が使える汎用性の高さも良い感じです。
■アウトドアシーンで本領発揮。大容量で浸水も防ぎます
"ガレージから拡張していくライフスタイル”をコンセプトにしているゴードンミラー。そのコンセプト通り、キャンプやファッション、インテリアなど幅広いジャンルをラインナップしており、そのいずれもがタフで洗練されたデザインに仕上がっています。
このバッグも洒落たデザインと素材使いが特徴で、シンプルな設計ながらも使い勝手の良さにこだわった逸品です。
1番の特徴はなんといっても大容量なこと。バッグの入口も大きくガバッと開くため、大小問わずギア類をガンガン放り込めるのはズボラな自分にとってありがたいポイントです。
この日はよく晴れた気持ちのいい天気だったので、近くの大きな公園でワーケーションに挑戦。
仕事するならとりあえず机っぽいモノを、と思って選んだのはキャプテンスタッグの「木製3段MOVEラック」W60cmサイズ。流石に入らないか…と思いましたが、そんな悩みは杞憂に過ぎず、何ならマチ幅にちょっと余裕があるほどでした。
このときメインスペースに入れたのはキャプテンスタッグの3段ラックの他にヘリノックスのチェアワン、バッシュのファブリック、ゴードンミラーのPCケースとタオル。とりあえずこれさえあれば、ワーケーションも気軽にトライできますよ。
大きいモノはメインスペースに入れて、虫除けスプレーや汗拭きシートなどの小物類はフロントポケットに収納。外付けポケットがあるのは地味に嬉しいポイントです。
本体左側がモールシステムになっているため、別売りのポーチなどが取り付けられます。収納力がUPするだけでなく、貴重品やスマホなどの小物類を整理できるので使い勝手も抜群です。
ちなみにトートバッグの反対側にはメッシュポケットが配されているので、ペットボトルや折りたたみ傘など、濡れたモノを入れるのにぴったりです。
このガジェットポーチ自体も優秀で、コードや充電器、イヤホンなど細かいモノを小分けにして収納できます。ファスナーも大きく開くので、細かいモノでもすぐに見つかるのが良いですね。
一通り作業も終わったので帰ることに。
コンテナだと両手が塞がってしまうところですが、トートバッグなら肩掛けで持ち運びできるから便利。
ちょっと後悔しているのが、キャプテンスタッグの三段ラックがすごく重かったこと(笑)。太めに設計された肩掛けベルトのおかげもあって、重くても安定した背負い心地は◎。ただ、今度はコンパクトで軽量な作業デスクが欲しいなと新たな物欲が…。
■普段着にも合わせやすいシックなオールブラック
都内を移動しながらカフェでパソコン作業をする別の日。そこそこ荷物が多かったこともあって普段使いしてみることにしてみました。
普段使いには流石に大き過ぎるかな…と思いましたが、パンパンに詰まったバッグよりも少しくたっとしたほうがこなれた雰囲気が出るので結果オーライ。カジュアルな服にも合わせやすいオールブラックのカラーリングも高ポイントですね。
肩掛けだけでなく、短いハンドルもついているため手持ちも可能。肩が疲れたときや電車の中などに重宝します。
気に入っているのは開口部がファスナーで閉まること。蓋ができることで盗難が防げるだけでなく、雨の日もバッグ内がびしょびしょに濡れないように防いでくれます。
また、全てのファスナーに取り付けられたプルタブもポイントのひとつ。長めに設計されているので片手で簡単に開閉することができます。ちなみに、表生地は“840D CORDURA BALLISTICナイロン”を採用。ただ、これだけだとちょっと浸水が心配ですがご安心を。
裏側には耐久性、耐水性が高く経年劣化しにくいポリカーボネイトコーティングが施された、“GORDON MILLERオリジナルファブリック”仕様。浸水をシャットアウトしてくれます。
メインスペースの内装はポケットがひとつだけと実にシンプルな設計。自由度の高い収納ができるためアウトドアシーンにはぴったりです。
パソコンやタブレットなどを収納するときは専用のPCケースに入れて持ち運ぶのがおすすめ。充電器などの細かいモノはポーチなどで仕分けすると、より普段使いがしやすくなりますよ。
* * *
運搬だけでも一苦労なキャンプシーン。実はコンテナを持ち上げるときの腰に負担のかかる屈伸運動が苦手でした。防水性や耐久性などの機能面だけでなく、体の負担を考えたときにもこのトートはまさに理想的なアイテムでした。
また、耐久性に強い素材と汚れが気にならないカラーリングで、遠慮なく車に積むこともできるのも◎。キャンプや日常シーンだけでなく、海水浴やトラベルなどこれからのシーズンで活躍する汎用性の高さも魅力です。
普段使いからレジャー使いまで幅広いシーンで活躍する「コーデュラトートバッグXL」を今夏取り入れてみてはいかがでしょうか?
>> ゴードンミラー
<取材・文/宇田川雄一>
【関連記事】
◆使いやすいレインカバー付き!BACHのリュックは自転車通勤用にピッタリ!
◆新生活に取り入れたい!本のように開くポーチを使った小物収納術
◆“αGEL”を内蔵したPORTERの新作バックパックなら重い荷物もストレスフリーで持ち運べます
- Original:https://www.goodspress.jp/reports/454954/
- Source:&GP
- Author:&GP