台湾メディアDigiTimesが、中国BOEやInfoVision Optoelectronicsは、第8.5世代などの次世代有機EL(OLED)ディスプレイパネル製造ラインの建設を計画していると報じました。
韓国サプライヤーが先行
2024年モデルの12.9インチおよび11インチiPad Proには、現在主流である第6世代(1,500ミリ x 1,850ミリ)よりも大きな基板を用いる、第8.5世代(2,200ミリ x 2,500ミリ)OLEDディスプレイパネル製造ラインで作られる製品が搭載されるとみられています。
第8.5世代OLEDディスプレイパネル製造ラインの建設では、Samsung Displayが先行しており、2023年に製造工場建設に着工し、2024年に量産を開始するとみられています。
また、LG Displayは試作を開始していると噂されています。
MacBookにもOLED搭載と噂
DigiTimesによれば、韓国サプライヤーに続き、BOEやInfoVision Optoelectronicsも次世代OLEDディスプレイパネル製造ラインを建設するとのことです。
韓国メディアThe Elecは、BOEは、第8.6世代(2,250ミリ x 2,600ミリ)OLEDディスプレイパネル製造ラインの建設を進めていると報じていました。
Appleは、iPad Proに続きMacBookへのOLEDディスプレイ搭載も検討していると、アナリストのミンチー・クオ氏が伝えていました。
ディスプレイパネルメーカー各社の参入により、タブレットおよびラップトップ向けOLEDディスプレイパネルの原価が下がることが期待されます。
Source:DigiTimes
Photo:Apple Hub/Facebook
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania