欧州連合(EU)は現地時間2022年6月7日、EU加盟国で販売されるすべてのスマートフォンとタブレットなどに、共通の充電端子(USB-C)を設ける法案に合意しました。
Appleを含むすべての企業は、スマートフォンやタブレットを含む約15種の電子機器において、充電端子としてUSB-Cを採用することが義務付けられます。
スマホなどは2024年秋までにUSB-C端子搭載が義務化
スマートフォン、タブレット、デジタルカメラ、電子リーダー、携帯ゲーム機器、ヘッドホンなどの新製品については、2024年秋までにUSB-C端子搭載が求められます。
ノートPCにはやや長い猶予期間が設けられており、法案成立後40カ月(2026年)以内となっています。
AppleはUSB-C端子搭載iPhoneをテスト中か
欧州連合の欧州委員会は、電子機器の充電端子を統一することで、消費者は年間2億5,000万ユーロ(約360億円)を節約できると見積もっています。
また電子ゴミの大幅な削減にもつながるというのが、今回の法案成立の背景にあります。
Appleは当初、充電端子を統一する案に反対していましたが、現在はLightning端子に代わり、iPhoneにUSB-C端子を搭載するテストを行っていると報じられています。
Source:Bloomberg, New York Times, CNN
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-461469/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania