ワタミ株式会社が展開する「焼肉の和民」は2021年12月、株式会社SGSTが提供する配膳ロボット「KettyBot(ケティーボット)」を3店舗に導入しました。
そしてこのたび、上記3店舗を含む4店舗にて、「KettyBot」を活用したバーチャル店員による接客無人化を検証します。
音声対話や動画による説明ができる「KettyBot」
「KettyBot」は、中国のPudu Robotics社が開発した大型ディスプレイ付配膳ロボットです。
また、AI音声対話機能により来店客との挨拶・対話も実現。客席への案内・動画による店舗やメニューの説明など“スマート案内”を提供します。
このほか、同一ネットワーク上のロボットと直接通信できるマルチロボットモードや自動充電機能なども特徴です。
ディスプレイにバーチャル店員
今回は、池袋西武東口店を加えた4店舗で6月13日(月)~7月10日(日)の期間、KettyBotのディスプレイ(18.5インチ)を活用したバーチャル店員による無人接客を検証します。
飲食業界で進むロボット導入への動き
新型コロナの影響もあり、2020年以降の飲食業界では接客や配膳・下膳においてロボット導入を検討する動きが活発になりました。
そのほかの企業でも、自動配膳ロボット「K-1号」や「T5」、自律歩行型AIロボット「サービスショット」などの実証実験が実施されました(詳しくはこちら)。
飲食業界には慢性的な人手不足という課題もあり、ロボット導入の事例はまだまだ増えそうです。
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「KettyBot」公式サイト
Techable記事
(文・Higuchi)
- Original:https://techable.jp/archives/180256
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口