アナリストのミンチー・クオ氏が、iPhone14シリーズのオートフォーカス付きフロントカメラの仕様とサプライヤーに関する情報を伝えました。
レンズ供給数でGSEOが最多に
iPhone14シリーズのオートフォーカス付きフロントカメラは、5Pレンズ(プラスチックレンズ5枚構成)から6Pレンズに変更され、レンズ駆動用のボイスコイルモーター(VCM)が搭載されるとクオ氏は説明しています。
それに伴い、6PレンズはLargan PrecisionとGenius Electronic Optical(GSEO)が供給するようです。クオ氏は6Pレンズについて、平均売価が5Pレンズよりも20%高いと述べています。
iPhone14シリーズ用フロントカメラのレンズ供給数はLargan PrecisionよりもGSEOのほうが多いとのことで、新型iPhone用レンズ供給数において同社がLargan Precisionを上回るのは初めての事例と、クオ氏は指摘しています。
フロントカメラのサプライヤー
VCMを供給するのはLuxshare ICTで、同社傘下のCowellがCMOSカメラモジュール(CCM)を供給します。
結果、iPhone14シリーズ用オートフォーカス付きフロントカメラのサプライヤーは、以下のようになるとクオ氏は伝えています。
- コンタクトイメージセンサー(CIS):ソニー
- レンズ:GSEO、Largan Precision
- VCM:アルプスアルパイン、Luxshare ICT
- CCM:LG Innotel、Cowell
Source:Medium
Photo:RendersByShailesh(@Shaileshhari03)/Twitter
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-462464/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania