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スポーティなルックスで歩きやすさもGOOD!今夏大本命のスポーツサンダル5選

【2022夏 最新サンダル大集合①】

ひと口に“サンダル”といってもデザイン・機能ともにバリエーションは多種多様。そこで重要なのが、“どういったシーンで、どのように履きたいか”といった視点。これをしっかり持った上で選べば、「せっかく買ったのに出番がなかった」なんて残念な結果に終わることなく、自分に合った一足に出会えるはずです。

今回は、アウトドアやアクティブシーンでの着用をイメージしたストラップデザインに、履きやすく動きやすい機能性を備えることで、街から野外フィールドまで幅広く活躍する「スポーツサンダル」の最新モデルをご紹介。夏を快適に過ごす、足元のパートナー選びの参考にぜひ!

1. ユニークな見た目とイージーな履き心地を見事に融合

キーン
「ユニーク」(1万4300円)

オレゴン州・ポートランドを拠点として2003年に創設されたキーン。キーワードに“靴を超えたサンダル”を掲げ、独創的なモデルを発表し続けてきた同ブランドの代表作といえば、“オープンエアスニーカー”という新たなジャンルの嚆矢となったユニークです。

アッパーには、伸縮性に富んだラウンドコード2本を編み上げることで形成する“インターロッキングコードシステム”を採用。足の動きに合わせて優れたフィット感が得られます。

同様に、足裏の形状に合わせて立体成型された軽量PU製フットベッドには、滑りを抑えて、吸汗性を高めるマイクロファイバートップシートを採用。これにヒール部分を優しく固定するマイクロファイバー製ヒールバックが組み合わさることで、長時間着用でも足へのストレスは感じさせません。

さらにレーザーサイピングを施したラバーアウトソールも高いグリップ性を発揮。濡れた路面でも活躍するため、水辺での着用にもうってつけです。

>> キーン

 

2. 全天候型ソールを搭載し、優れた汎用性をさらに向上

シャカ
「ネオ バンジー AT」(1万1180円)

1990年代に青春期を過ごした世代にとっては懐かしのシャカ。実は、南アフリカ共和国生まれってご存知でしたか? 同ブランドは2000年代前半に残念ながら消滅するも、2013年に復活を果たします。

特徴的な形状のソールはもちろん、プラスチックパーツやアーチの角度までも忠実に再現する一方、履き心地に関する部分の向上をはかり、現代的に進化したモデルで人気を博しています。本作もまた、肉厚ストラップが人気のネオバンジーのアップデート機種です。

最大の見所は、EVAインジェクション製法により作られた厚底アウトソールにあります。特徴的なギザギザの形状をさらに大型化させて主張。全方向へのグリップアプローチを可能にすると同時に、耐久性・クッション性能も強化。

モデル名のAT(オールテレーン)は、全天候型ソールが搭載されていることを表し、歩行時の負担を軽減するだけでなく、アクティブなシーンに対応する汎用性の高さも持ち合わせていることの証明ともなっています。

>> シャカ

 

3. 地球環境にも配慮しつつ、象徴的名機をアップデート

テバ
「ハリケーン XLT 2 アンプソール」(9680円)

今や当たり前となったストラップデザインを、世界で初めて世に送り出したテバの最新作「ハリケーン XLT 2 アンプソール」は、同ブランドの象徴的名機「ハリケーン XLT 2」の厚底モデルです。

さすがストラップデザインの元祖だけあり、速乾性に優れていて着脱・調節も簡単ストレスなし。アッパー素材にアメリカのユニファイ社製REPREVE(リプリーブ)100%の再生ポリエステルウェビングを使用し、優れた耐久性も発揮します。

ボリューミーなEVAミッドソールは軽量でクッション性もあり、耐久性とグリップ性を発揮するラバーアウトソールとも相性抜群。ナイロン製シャンクが起伏のある路面でも足をしっかりサポートし、アウトドアでの活躍を期待させます。

ちなみにこのソール部分にも再生素材を使用(ミッドソールに30%、アウトソールに50%)。地球環境への影響を軽減させるというサスティナビリティへの取り組みも、現代に適応して進化した結果といえます。

>> テバ

 

4. 十人十色の足型にフィットするブランドのアイコン

チャコ
「メンズ Z1 クラシック」(1万450円)

1989年にコロラド州で創設されたチャコは、APMA(全米足病医学協会)から認定されたラブシートと呼ばれるフットベッドを用いるなど、コンフォータブルな履き心地に定評あり。

中でも“クラシック”の名を冠する本モデルは、チャコのアイコンとして今も世界中で愛されています。その最大の特徴がアッパーとして機能するストラップ。ミッドソールの中を通す構造で足全体を包み込み、十人十色の足型に対して、最適なフィット感を実現します。

見た目はクラシカルながら、表部分からは見えない箇所へのこだわりも見逃せません。それが2016年、創業以来25年間採用してきた従来のビブラム社製アウトソールに変わり採用された、独自開発の“チャコ グリップ・コンパウンド・ノンマーキング・ラバーソール”。

これによって、トラクション性・グリップ性といったフィールドで求められる性能が大幅に向上。必要な場面でその機能性を最大限に引き出してくれると、更なる人気の獲得へと繋がりました。

>> チャコ

 

5. フットベッドに抗菌素材配合というユニークな機能性

スイコック
「ボーク-V-ブラック」(2万3100円)

最後は、2006年にスタートした日本生まれのシューズブランドから。スイコックは“挑戦的創造開発”をコンセプトに掲げ、ビブラム社と共同でオリジナルフッドベッドを開発するなど、常に新たな取り組みをしてきたことでも知られています。

ここで紹介する「ボーク」は、ネオプレン素材を用いたソック部分が足首までカバーする、スポーティーで都会的なデザインが特徴です。トゥ部分にガードも付いているので、露出した爪先をぶつける心配もご無用。

ソールにはもちろん、軽量性・屈曲性・衝撃吸収性・耐摩耗性などに優れ、長時間の歩行でも快適なオリジナルフットベッドを採用。しかも履き心地が良いだけでなく、匂いの元となる雑菌を繁殖を抑える抗菌剤がラバーに配合されているという点が実にユニーク。

裸足で着用することも増えてくるこれからの時期、疎かになりがちな足のニオイ対策に効果抜群。薄着になりシンプルに向かっていく夏の装い。その足元の良きアクセントとなってくれるに違いありません。

>> スイコック

*  *  *

近年、夏の定番として定着したスポーツサンダル。サンダル特有の開放感は備えつつも、ホールド力やクッション性が抜群なので、タウンユースはもちろん、アウトドアアクティビティにもうってつけ!

中でも今回は&GP世代にぴったりなシンプルで飽きのこないデザインのモノを中心にピックアップ。ショートパンツと合わせて思いっきりアクティブなスタイルを楽しむも良し、デニムやカーゴパンツといった定番パンツと合わせるのもまた良しです。最近ではソックスと合わせて抜け感を楽しむスタイルも注目されているので、自分なりのスタイルを見つけてとことん活躍させましょう!

 

>> 2022夏 最新サンダル大集合

 

<文/TOMMY メイン写真/田中利幸>

TOMMY|メンズファッション誌を中心に、ファッションやアイドル、ホビーなどの記事を執筆するライター/編集者。プライベートでは漫画、アニメ、特撮、オカルト、ストリート&駄カルチャー全般を愛する本厄41歳。Twitter

 

 

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