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Apple Watchの「パーキンソン病モニタリング」アプリが、FDAの認可取得

Movement Disorder API
 
米Rune Labsが現地時間2022年6月13日、Apple Watch用の「パーキンソン病モニタリング」アプリの臨床使用について、米食品医薬品局(FDA:Food and Drug Administration)の認可を取得したと発表しました。

長時間の患者データ収集が可能になる見通し

Rune Labsが開発した「パーキンソン病モニタリング」アプリは、Apple Watchに内蔵されているモーションセンサーを利用し、パーキンソン病患者特有の症状を検出します。
 
Rune Labsの最高経営責任者(CEO)であるブライアン・ペピン氏は、「パーキンソン病モニタリング」アプリと脳波測定機器とのデータを組み合わせ、医師が治療に活かせる患者の動作データを提供予定と述べています。
 
これが実現することで、現在は短時間の診察で行っている患者の動作データの収集が、長時間連続して可能になります。

パーキンソン病患者特有の症状をモニタリング

「パーキンソン病モニタリング」アプリは、2018年にAppleがResearchKitに追加した、Movement Disorder APIを利用してデータ収集を行います。
 
Apple Watchを用いた臨床使用では、パーキンソン病患者特有の「手足の震え」や「姿勢反射障害」をモニタリングします。
 

 
 
Source:Reuters via 9to5Mac
Photo:日本メジフィジックス, MobileVillage
(FT729)

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