金融大手J.P.Morganは、「Apple Music」と「Apple Arcade」の収益は、2025年までに合計で80億ドル（約1兆円）以上になる可能性があると分析しています。
2025年までに収益は82億ドルに
音楽ストリーミングサービス「Apple Music」と、広告及びアプリ課金のないゲームサブスクリプションサービス「Apple Arcade」の収益は、2025年までに36％増の82億ドル（約1兆1,000億円）に達すると予想されています。
サミック・チャタジー氏が率いるJ.P.Morganのアナリストらによると、インターネットの急速な普及とゲーム業界の活況に後押しされ、2つのサービスの加入者数は2025年までに、Apple Musicで1億1,000万人、Apple Arcadeで7,000万人、合計で約1億8,000万人になる見込みとのことです。また、Apple Musicは2025年までに70億ドル（約9,000億円）、Apple Arcadeは12億ドル（約1,600億円）の収益を上げると推定されています。
金融情報プラットフォームRefinitiv Eikonにおいて、Appleに関する予測の正確さで5つ星評価を得ているチャタジー氏は、ゲーム市場は2028年までに3,600億ドル（約48兆円）、音楽ストリーミング市場は2025年までに550億ドル（約7兆円）規模に達すると予想しています。
第2四半期のサービスの収益は198億2,100万ドル
Appleは各サービスの収益や加入者数を公表していませんが、2022年度第2四半期（2022年1月〜3月）のApp Store、Apple TV+、Apple Arcade、Apple Musicを含むサービスの収益は、198億2,100万ドル（約3兆円）と報告しています。
Apple Arcadeでは、ほぼ毎週新しいゲームが配信されていますが、Apple Musicでは新機能を利用するために多くの場合、iOSのアップデートが必要です。同社は昨年、「Dolby Atmos」と「ロスレスオーディオ」を発表しました。同年、Appleはクラシック音楽配信のPrimephonicを買収しましたが、間もなくクラシック音楽のストリーミングサービスを発表する予定です。
Source:Reuters via 9to5Mac
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- Source:iPhone Mania
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