中国Luxshare-ICTが、iPhone14、iPhone14 Max、Apple Watch Series 8の組立業務を始め、2023年モデルであるiPhone15 Maxの同業務も受注したと、AppleDaily(蘋果新聞網)が報じました。
Luxshare-ICTが大型受注
Haitong Securitiesによれば、Luxshare-ICTが、iPhone14、iPhone14 Max、Apple Watch Series 8の組立業務を受注しただけではなく、2023年モデルであるiPhone15 Maxの新製品導入業務(NPI:New Product Introduction)や、第2世代 拡張現実(AR)/仮想現実(VR)ヘッドセットの製造も受注したとのことです。
Luxshare-ICTがiPhone14とiPhone14 Maxの組立作業を受注したことにより、同社の収益性が2023年に1.5%に倍増し、Foxconnの1.8%に迫るとHaitong Securitiesは伝えています。
iPhone15シリーズで金属筐体も供給開始か
Luxshare-ICTはApple Watch Series 8の組立作業でも受注を拡大しており、上位モデルでは単独サプライヤーになるようです。
iPhone14およびiPhone14 Maxの組立作業の受注により、iPhone14シリーズにおけるLuxshare-ICTの受注比率は現在の8%から20%に増加する見通しです。iPhone15シリーズでは、受注比率が更に増加する可能性があります。
Luxshare-ICTはまた、iPhone15シリーズではアルミニウム製筐体の供給を開始するとみられています。
Foxconnに危機感
こうした動きに対してFoxconnのリウ・ヤンウェイ(劉揚偉)会長は、「中国の競合企業が受注価格を引き下げるのは好ましいものではない」と述べています。
Foxconnはベトナムで、従業員の引き抜きにも直面しています。
Source:AppleDaily via EMS One
Photo:Apple Hub/Facebook
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-463730/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania