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何よりも大事なのは履き心地!疲れた足を癒してくれるリカバリーサンダル5選

【2022夏 最新サンダル大集合⑤】

ジメジメとした梅雨シーズンが終われば季節は夏。上昇する気温、強まる日差し。そんな時、頼りになるのが、足元を涼しく軽やかに演出してくれる夏の定番「サンダル」です。

ひと口にサンダルといってもデザイン・機能ともにバリエーションは多種多様。そこで重要なのが、“どういったシーンで、どのように履きたいか”といった視点。これをしっかり持った上で選べば、「せっかく買ったのに出番がなかった」なんて残念な結果に終わることなく、自分に合った一足に出会えるはずです。

今回は、近年注目を集める「リカバリーサンダル」がテーマ。足にかかる負担を最小限に抑える構造に加え、クッション性や衝撃吸収性に優れたソールを搭載。これによりスポーツやトレーニング後の足の疲労回復を目的として誕生したニュー・カテゴリーです。最大の長所である“抜群の履き心地”は、一度でも経験すれば誰もがやみつき。来たる夏を快適に過ごす、足元のパートナー選びの参考にぜひ!

1. 極厚ミッドソール搭載!“ホカ”にはないスライドサンダル

HOKA
「オラ リカバリー スライド スワール」(8800円)

“楽に下り坂を走る”ために開発された分厚いミッドソールとその抜群の履き心地から、ランニング&トレランシューズ界に旋風を巻き起こしたHOKA(ホカ)。2009年に誕生したホカの独自技術が生み出した、スライドタイプのリカバリーサンダル「オラ」に、春夏らしいカラーアレンジモデルが登場しました。

優れたコンフォート性能はそのまま、渦巻くように混ざり合った柄が落とし込まれた EVA素材のボディが、退屈になりがちな夏コーデにアクセントを添えます。

やはりホカといえば、耐久性と安定性を実現させたこの分厚いオーバーサイズミッドソール。ヒール付近から始まるメタロッカーとのコンビネーションによって、一般的なサンダルを遥かに超えるクッション性と快適性をもたらします。さらに、アウトソールに刻まれた溝がグリップ性を高め、ゲリラ豪雨などの急な天候の変化にも対応。

運動後の疲れた足を癒してくれるだけでなく、タウンユースにおいても力を発揮してくれる1足です。

>> HOKA

 

2. リカバリーシューズの先駆者が生み出したアイコンモデル

OOFOS
「ウーオリジナル スポーツ」(8580円)

今や注目カテゴリーとして取り上げられるようになったリカバリーシューズ。その先駆者として知られるシューズブランドがOOFOS(ウーフォス)です。2011年にマサチューセッツ州・コハセットで、スポーツ選手やトレーナー、大手シューズメーカーの製品開発に携わるベテランチームにより設立されました。

今回紹介する「ウーオリジナル スポーツ」に限らず、同ブランドのプロダクトにはすべて“ウーフォーム”と呼ばれる特殊素材が使用されています。

同素材は、一般的なEVA 素材のミッドソールが前進力を生むことを目的としているのに対し、着地による足裏への衝撃に対する反発を37%抑えることで、膝・腰・背中に掛かる負担を軽減するのがポイント。また人間工学に基づいて設計されたフットベッドが足を優しく包み込み、土踏まずをしっかりサポート。

すべてのプロダクトにおいてAPMA(全米足病医学協会)からの認定を取得しているという事実が、その優れた機能性の証明となっています。

>> OOFOS

 

3. 日本唯一の足の総合病院「下北沢病院」も認めるクオリティ

TELIC
「ダブルストラップ ティールブルー」(8250円)

独自にブレンドされたEVA素材が生む驚きの軽さとクッション性から、“雲を歩くような履き心地”とも評されるTELIC(テリック)のサンダル。より優しい履き心地を求めて開発されたジャパンオリジナルモデル「ダブルストラップ」では、従来型を超える4.5cmのチャンキーソールを搭載し、優れたクッション性と反発力を兼備。

名前の由来でもある2本のストラップは、ホールド力とデザイン性を高める一助となっています。さらにインソールにはブランドのロゴマークを型押し。歩くたびに足裏に刺激を与えつつ、グリップが効かせてフィット感を引き上げます。

解剖学に基づき開発されたフットベッドにも注目です。緩やかなカーブを描くヒール部分が足のアーチを包み込み、ホールド力を高める効果も。加えて、深めに設計されたカップソールがヒール部分にかかる圧力を軽減し、中足骨をしっかりとサポート。

弾力性のある素材もあって多様な人々の足幅にぴったりとフィットしてくれること請け合いです。日本唯一の足の総合病院・下北沢病院にも認められたリカバリー効果を、ぜひ一度お試しください。

>> TELIC

 

4. 野外活動下でもスリッパ感覚のリラックスした着用感

Salomon
「リラックス スライド5.0」(6600円)

フランス生まれのマウンテンスポーツブランドにして、近年はファッションシーンでも注目を集めるSalomon(サロモン)。本作のポイントは、生体力学の専門家によって開発された“エンドフィット”テクノロジーを採用しているところ。優れたフィット感をもたらすインナーフィットスリーブで足全体をしっかりホールドし、筋肉への負荷を低減する効果が期待できます。

また、トップからボトムにかけて溝が設けられたミッドソールは柔らかく、スムーズに歩行時のストライドをサポート。

ご覧のように着用した様子はスリッパ感覚。“エナジーセル”と呼ばれるハイパフォーマンスEVAフォームのソフトな質感が衝撃を緩和。そこに通気性のあるメッシュ素材が生むフィット感も加わり、実にコンフォータブル。

補強されたトゥキャップと適度なグリップのあるアウトソールは、濡れた路面だけでなく、岩場や泥道などあらゆるコンディションの路面において、高い耐久性と安定性を発揮。野外活動下におけるオフシューズとしても最適です。

>> Salomon

 

5. まるで水の上に立っているかのような履き心地を実現

Danner
「ミズグモ スライド」(5500円)

1950年代にアメリカで初めてビブラムソールを採用したシューズを開発したのがDanner(ダナー)。その後、軽量性を追求したブーツで名を馳せ、ハイキング業界で確固たる地位を獲得するに至りました。そんなダナーがアフターハイク用のリラックスサンダルとして製作したのが「ミズグモ スライド」です。

特殊な分子構造によって、クッション性と反発性という相反する作用を絶妙なバランスで配合させた“ミズグモフォーム”を採用しているのもストロングポイントのひとつ。

立体的に作られたフットベッドは、土踏まず部分のアーチサポートが足を優しく包み込こんでくれます。忍者が水上移動に使ったとされる道具“水蜘蛛”に由来する名称からも分かるように、まるで水の上に立っているかのような快適性が体感できます。

しかも耐候性にも優れており、紫外線や温度による影響を受けづらく経年劣化にも強いという特性も。それでいて、サイドに配置されたロゴ以外はシンプルそのもの。リラックスした履き心地もあって、オフィス履きにもおすすめです。

>> Danner

*  *  *

そもそもが“スポーツやトレーニング後の足の疲労回復”を目的に作られているリカバリーサンダル。それゆえ、機能性にフォーカスして語られることの多いアイテムですが、実はファッション的視点から見ても有用なアイテムと言えます。

余計なデザイン性を排したミニマルなアッパーデザインは、合わせるアイテムを選ばない汎用性の高さを発揮。抜群の履き心地を生み出すボリューミーなソールは、シンプルな夏の着こなしにもおいて、絶好のアクセント効果が期待できます。ちょっと視点をズラすことで出会える新たな魅力。その代表例とも言えるリカバリーサンダルに、この夏注目です!

 

>> 2022夏 最新サンダル大集合

 

<文/TOMMY メイン写真/田中利幸>

TOMMY|メンズファッション誌を中心に、ファッションやアイドル、ホビーなどの記事を執筆するライター/編集者。プライベートでは漫画、アニメ、特撮、オカルト、ストリート&駄カルチャー全般を愛する。Twitter

 

 

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