Display Supply Chain Consultants(DSCC)の最高経営責任者(CEO)であるロス・ヤング氏が、Appleが計画している有機EL(OLED)ディスプレイ搭載iPad ProとMacBook Airは、全て2層・スタック型のOLEDディスプレイを採用するとの予想を、Twitterに投稿しました。
単層構造のOLEDディスプレイ採用計画なし
Vadim Yuryev氏(@VadimYuryev)が、iPad Airには単層構造のOLEDディスプレイを搭載し最大輝度500ニトを実現、iPad Proには2層・スタック型のOLEDディスプレイを搭載し最大輝度1,000ニトを実現する可能性があるのではとの意見を、Twitterに投稿しました。
これに対してヤング氏は、その考えも理解できるが、AppleはiPad ProやMacBook Airなどのタブレットやラップトップに搭載するOLEDディスプレイは全て、2層・スタック型で検討していると返答しています。
同氏によれば、それによりバッテリーサイズと重量を抑えることが可能になるとのことです。
アナリストのミンチー・クオ氏は2021年10月に、AppleはSamsung Displayに、iPad Air用として単層構造の低温多結晶シリコン(LTPS)薄膜トランジスタ(TFT)方式のOLEDディスプレイパネルの製造を依頼していたが、品質とコストから断念したと報告していました。
I thought about that too, single stack for Air and tandem for Pro, but Apple wants tandem for all their oled IT products. Can’t blame them. Oled is a natural for the MB Air since it is thinner and lighter than LCD. Tandem will also keep the battery size/weight down.
— Ross Young (@DSCCRoss) June 17, 2022
Photo:Apple Hub/Facebook
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania