Appleの主要サプライヤーである台湾TSMCが台湾の4カ所に、3ナノメートル(nm)プロセスによるチップを生産するための施設を現在建設中と、Nikkei Asiaが報じています。
4施設完成後、直ちに4施設の建設に着手
TSMCは、同社の生産の拠点となっている、台湾の科技部南部科学園区管理局(Southern Taiwan Science Park)内において、4つの新たな生産施設の建設を完了したばかりですが、新たにさらに4つの生産施設の建設に着手したとのことです。
Nikkei Asiaによれば、新生産施設の建設には、1施設あたり約100億ドル(約1兆3,500億円)が投じられ、完成後には3nmプロセスでの生産が行われます。
合計約1,200億ドルを投資
TSMCは世界的な半導体不足に対応するため、今回の約300億ドル(約4兆500億円)の生産施設建設を含め、合計約1,200億ドル(約16兆2,000億円)の投資を計画している模様です。
なお同社は先日、2025年に2nmプロセスでのチップ生産を開始する計画を明らかにしています。
Source:Nikkei Asia via AppleInsider
Photo:Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd.
(lunatic)
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