Appleは現地時間6月21日、Safari Technology Preview 147をリリースしました。今回のバージョンは、Safari 16アップデートを元に構成されており、macOS Venturaで搭載される機能も含まれているとのことです。
macOS Venturaで搭載される機能を一部実装
ビデオや画像での「テキストの認識表示(Live Text)」のサポート、新しいWebテクノロジー、Webプッシュ通知、パスキー、Safari機能拡張の改善などが含まれます。Safari Technology Preview 147では、以下のようにSafari 16の新機能の多くが利用可能になっています。
- テキストの認識表示(Live Text):Appleシリコン搭載Mac上のmacOS Venturaベータ版で、ビデオの中のテキストを選択して操作したり、Web上の画像の中のテキストを翻訳することができます。
- Webテクノロジー:Safari 16ベータ版で利用でき、これまでのSafari Technology Previewに含まれていたHTML、CSS、JavaScript、その他のWebテクノロジーを体験したりテストすることができます。
- Webプッシュ通知:macOS Venturaベータ版のSafari Technology Previewで、WebサイトまたはWebアプリケーションでオプトインしたユーザーに通知を送信できます。
- パスキー:Webサイトへのログインを、より安全で簡単にするフィッシング攻撃に強い新しいタイプのクレデンシャル情報をプレビューできます。SafariのWebAuthnプラットフォーム認証機能で利用できます。
- Safari機能拡張の改善:Safari機能拡張のホップオーバーをプログラムで開く機能など、APIの改良点をテストしてください。
- Webインスペクター拡張機能:独自のツールを作成したり、既存の開発者ツール拡張機能をWebインスペクターで利用できるよう変換します。
- Flexboxインスペクター:Webインスペクターの新しい視覚化オーバーレイにより、Flexboxを使用した要素のレイアウトをより素早く簡単に理解することができます。フレックスアイテム間の空きスペースとギャップをマークして、それらが結果にどのように影響するかを示します。
今回のアップデートでは、共有タブグループ、タブグループ、Webサイト設定、Web拡張の同期は有効になっていません。
これまでのバージョンと異なる点
Safari Technology Preview 147は、これまでのバージョンとは異なり、macOS Venturaを搭載したマシンと互換性があることです。Appleによると、Safari Technology Previewのアップデートは、macOS Big Surでは利用できなくなったとのことです。
Source:Apple via MacRumors
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- Source:iPhone Mania
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