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日本のモノづくりと向き合う機械式腕時計「sazare」が放つ静謐な存在感

2018年冬にデビューした新進気鋭の日本のウォッチブランド「sazare(サザレ)」をご存じですか? 日本の実直なモノづくりを体現するこのブランドより新たにリリースされた自動巻き腕時計「SK02 (エスケーゼロツー)」(13万2000円)に注目です。

日本の国歌の中にも登場する「さざれ」とは、「こまかな」という意味。その言葉どおり、細部にまでこだわって職人の手で丁寧に作られるウォッチは、ほかにはない魅力を宿しています。

ブランド初となる「SK02」は、前作「SK01」のデザインベースを踏襲しつつ、ケース径を38mmからさらに小ぶりの34mmに変更しているのが特徴。316 Lステンレススチールのケースは、長野県安曇野市の工場で職人の手作業によってひとつひとつ削り出し加工を行っています。

直線的なカットによってシャープな光を放つベゼルから、表面張力のように大きく膨らむよう削り出された強化ガラスの風防へと滑らかにつながる美しいフォルムが印象的。

ミニマルで現代的でありながらどこかヴィンテージ感のある文字盤にも緩やかな膨らみを持たせ、針先を曲げることでより立体的な印象に仕上げています。

文字盤の3時位置には、日付表示窓をさりげなく配置。希少なコードバンレザーを使用したベルトは千葉県での製造。キメが細かく艶のあるレザーは、使い込むほどに腕に馴染みます。

ムーブメントももちろん日本製で、約42時間のパワーリザーブ。5気圧防水も備えています。

ブラックコードバンモデルの「Ref.02.01.00」とブラウンコードバンモデルの「Ref.02.01.00BR」(どちらも13万2000円)2モデルをラインナップ。ブラックとブラウンのバンドはそれぞれ1万4300円で別売りもしています。初回ロット数量100本限定で、ケースバックにはシリアルナンバーも刻印。

ミニマルな中にひとつひとつのこだわりがにじみ出る1本は、長く愛用したい1本になること間違いなさそうです。

>> sazare

<文/&GP>

 

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