Googleは現地時間6月23日、iPhone及びiPad版Chromeの次期アップデートで追加される新機能を発表しました。これには、フィッシング攻撃やマルウェアなどのWeb上の脅威からユーザーを守る「保護強化機能(Enhanced Safe Browsing)」も含まれます。
iOS版Chrome、「保護強化機能」を追加
「保護強化機能」を有効にすると、Webページが危険なものである場合、Googleのセーフブラウジング機能を使用してユーザーに事前に警告します。また、ログイン情報やパスワードが侵害された場合も警告が表示されます。
保護強化機能は、これまでデスクトップ及びAndroid版で利用可能でしたが、次期ChromeのアップデートでiOS版にも展開されます。このアップデートでは、Chromeをオートフィルプロバイダーに設定することが可能になり、デスクトップやiPhone及びiPadでログイン情報やパスワードの自動入力が可能になる予定です。
その他の新機能
その他、インターフェースにも変更が加えられ、しばらくChromeを使用しなかった場合でも、新しいコンテンツを見つけたり新たに検索を開始したりすることが容易になります。引き続き、最近開いたタブは利用できますが、コンテンツの閲覧や新たな検索の開始、頻繁にアクセスするサイトに素早く戻ることも可能になります。
ChromeアクションもiOS向けに近日中に展開される予定で、iPhoneとiPadユーザーはアドレスバーにアクションを入力することで、閲覧データのクリア、シークレットタブを開くなどの操作を即座に実行できるようになります。さらに、デバイス上の機械学習により、Webサイトをユーザー好みの言語に素早く翻訳することも可能になる予定です。
Source:Google via MacRumors
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-465249/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania