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野営キャンパーの虫対策に欠かせない蚊帳と2種類の張り方

<不自由を自由にする野営スタイル>

「不自由は自由だ!」をモットーに、不便がいっぱいな自然の中でいかに快適に過ごせるかを考え、キャンプをしているRYUです。

だいぶ暑くなり、そろそろ梅雨が明けて、夏本番な感じですね!

夏のキャンプシーンの大敵といえば虫。そんな虫の多い季節に、軍幕で野営しているキャンパーはどう虫対策をしているのか? 以前「軍幕でどう寝る?大自然の中で寝るための3ステップ」という記事を書きましたが、今回は蚊帳に特化して、普段使っている蚊帳と、その使い方を2パターン紹介します!

■愛用するのは軽量でコンパクトな蚊帳

▲Unigear「モスキートネット」。サイズ220×120×100cm、190g

この蚊帳は本当に軽量コンパクトで、ソロで使うには申し分ありません。ただグランド部分が空いているのが、デメリットといえばデメリット。私は気にせず使ってますが、ダニが多いところなどでは、避けた方が無難かもしれません。

▲収納サイズが20×16×9cmと、かなりコンパクトなのも魅力

バックパックキャンパーにとっては、収納サイズや軽さは大事な要素です。

展開するとこんな感じで、一人で寝る分には十分な大きさ!

雨が降ってなければこれだけでも寝られますね。ペグが四隅に打てるようになっていて、上を1ヶ所吊るす仕様になっています。

このようにペグを打てますが、私は出入りしやすいように、入口側は石や荷物で固定しておくことが多いです。

■2パターンの蚊帳の使い方

次にこの蚊帳に限らず、タープ泊や軍幕泊のように、幕に蚊帳が付属してないワイルドなキャンプの時の使い方を2種類紹介します。

■幕下にインサートする方法

このやり方は一番一般的です。下の虫が不安な方はグランドシートをマットの下に敷くと少し安心できます。

パップテント型やAフレームなど、入口部分が広い張り方の場合は、このような使い方がいいと思います。

■幕の入口だけを蚊帳で塞ぐ方法

イタリア軍幕(175×175cm正方形)を2枚連結させてティピー型のように張っているのですが、このような形の幕で入口部分が狭い形状の場合、入口だけ塞げば、圧迫感なく、虫の防御はある程度可能です。

幕下にインサートする方法と同じく、下はグランドシートを敷いて、その上にマットを敷く方法がベストですが、下からの虫を完全にシャットアウトすることはできませんので、心配な方はグランド部分も覆われている蚊帳を使いましょう!

ちなみに、タープ泊の場合だと、ステルス張りの時にも入口だけ塞げば使えますよね。ステルス張りについてはこちら「梅雨シーズンのタープ泊!雨をしのぐタープの張り方【ステルス張り編】」を参照してください。

さて、いかがでしたでしょうか?

虫の多い季節での蚊帳は欠かせないアイテムです。タープ泊や軍幕キャンプをこれからしたいと思っている方、ぜひ参考にしてみてください!

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(文・写真/RYU

RYU/「不自由は自由だ!」をモットーに、不便さの中でいかに快適に過ごせるかを考え、キャンプをしております。 経験、スタイルを問わず、少しでも参考になる情報を発信して行きたいと思います。Instsgramアカウント:@ryu chikazawa、YouTubeアカウント:Ryu outdoor ch #不自由は自由だ #アウトドアをこじ開けよう「初代 @sotoshiru アンバサダー」「@tobuy_official インフルエンサー」

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