Armが、Armv9アーキテクチャを採用する新しいCPU、Cortex-X3とCortx-A715を発表しました。
Snapdragon 8 Gen 2やDimensity 10000が搭載と噂
Cortex-X3とCortex-A715はどちらも、64ビット専用設計のCPUです。
両CPUは今後、Snapdragon 8 Gen 2やDimensity 10000、Exynos 2300などに採用されるとみられています。
Cortex-X3の主な特長
Cortex-X3はCortex-X2と比較し、最大22%の性能向上を実現するとArmは発表しています。
また、サイクルあたりの命令実行数(IPC:Instructions Per Cycle)での比較では、Cortex-X3はCortex-X2よりも11%向上しています。
なお、Cortex-X3を搭載するスマートフォンやタブレットで重要な指標となる電力効率について、Armはグラフを提示しながらも具体的な数値には言及していないとWccftechは伝えています。
Cortex-A715の特長
Cortex-A715についてWccftechは、同チップは中位CPUコアとして初の64ビット対応品で、Cortex-A710と比較した場合、同じ消費電力では5%の性能向上が得られると説明しています。
また、電力効率の点では20%の向上が実現されています。
Cortex-A510の更新版も
Wccftechによれば、ArmはCortex-A510の更新版も発表したようですが、名称を変更していないことから設計の変更点は少ないと同メディアは推察しています。
Source:Wccftech
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-466097/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania