Display Supply Chain Consultants(DSCC)の最高経営責任者(CEO)であるロス・ヤング氏が、有機EL(OLED)ディスプレイを搭載するiPad初となる製品は2024年モデルのiPad Proで、それよりも先に別のOLEDディスプレイ搭載iPadが発表されることはないと伝えました。
OLED搭載iPad最初の製品はiPad Pro(2024)
Appleは2024年に、2層・スタック型OLEDディスプレイを搭載する11インチおよび12.9インチiPad Proを発表すると噂されています。
ヤング氏はTwitterで質問に答え、両製品よりも先に発表されるOLEDディスプレイ搭載iPadは無いと述べています。
AppleはiPad Airに、単層構造の低温多結晶シリコン(LTPS)薄膜トランジスタ(TFT)方式のOLEDディスプレイを搭載、その後、iPad Proに2層・スタック型OLEDディスプレイを搭載するとの噂もありました。
OLED搭載iPad Airが先に発表と噂されたが
OLED搭載iPad Airの開発が中止された理由についてアナリストのミンチー・クオ氏は、品質とコストを挙げていました。
OLED搭載iPad Air用ディスプレイを供給予定だったSamsung Displayは、歩留まりを上げるのに苦慮しているとの報道があったことから、妥当な金額で供給するのが難しかったのかもしれません。
11” and 12.9” OLED iPad Pros in 2024. No other oled ipads before those.
— Ross Young (@DSCCRoss) June 28, 2022
Source:Ross Young(@DSCCRoss)/Twitter
Photo:Apple Hub/Facebook
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-466172/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania