Appleが開業してから4年に満たないパレスチナ自治区ラワビのR&Dハブでは、現在では60名のエンジニアが雇用されている、とイスラエルメディアCalcalistechが伝えています。
イスラエルのR&Dセンサーとも協力
「パレスチナ人エンジニアにさらなる機会を与えることで、Appleのコアバリューを推進しながら、地域の重要な問題への対処の手助けができると考えました」と、Appleのハードウェアテクノロジー担当上級副社長で、同社のイスラエル人幹部であるジョニー・スルージ氏はコメントしています。Appleが今後追加で何人の従業員を雇用するかは明らかにされていません。
AppleのラワビのR&Dハブは、パレスチナのハイテク企業ASAL Technologiesとのパートナーシップにより運営されており、現在2,000名のエンジニアが雇用されているイスラエル・テルアビブ地区のヘルツリーヤとハイファ地区のハイファのR&Dセンターと協力しています。イスラエルのチームは、M1ファミリーチップのイノベーション、Face IDに使用される深度センサーカメラなどを含む、Apple製品ラインナップの様々な技術開発を行っています。
最初は5名、現在では60名に
2018年8月に開業されたパレスチナ自治区ラワビのR&Dハブでは、当初わずか5名が雇用されるにとどまっていましたが、今では従業員数は60名にまで増えており、“重要な”プロジェクトに携わっているといいます。
「Appleは、グローバルな従業員全体の包括性と多様性の確保に取り組んでいます」とスロージ氏は語ります。
「ラワビの優秀な人材は、様々な重要なプロジェクトに取り組んでおり、当社の世界各国のチームに見られるような情熱と卓越性へのコミットメントを共有しています」
Source:Calcalistech via 9to5Mac
(lexi)
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania