【夏の流行モノ指名買いリスト】
気温が高くなると心配になるのが“夏バテ”。予防するには肉や魚でタンパク質補給も大切だが、ビタミンやミネラル、そして食物繊維もバランス良く摂りたい。そんな時に便利な調理家電を探してみた。
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暑い季節、喉が乾くから、熱中症が心配だからと清涼飲料水を飲む人がいる。でも、糖質を多く含んだ清涼飲料水を摂り過ぎると消化吸収機能が低下し、体のさまざまな働きを調整するビタミン類やミネラル類が吸収できなくなり、夏バテの原因のひとつになる。だからこそ、ビタミンやミネラル類、食物繊維が豊富に含まれる、野菜や果物を意識して摂るようにしたいところ。しかし、これらの食物は体のためになるとわかっていても、一度に多量を食べられないという難点ある
そこで活躍するのが、コールドプレイスジューサーだ。野菜や果物を高速で擦りおろして攪拌すると、ビタミン類はその時に発生する少しの摩擦熱でも壊れてしまうが、低速回転圧搾のタイプは、それを抑制してくれる。搾りカスもほかの料理の材料に利用できるので、食材ロスをなくし、サスティナブルだ。
ほかに暑い季節ならではのビタミン類補給として、アイスやシャーベットを作るのも良いだろう。また、自作のヨーグルトで働きが弱った胃腸を労わり、腸内環境を整えて善玉菌を増やしてあげれば、免疫力や抵抗力を高めるのに役立つ。この夏から自分なりのレシピで、ビタミンとミネラル、食物繊維の補給を始めてみよう。
1. 小さくても性能抜群
Toffy
「ミニスロージューサー K-BD4」(9680円)
小型で軽量・高性能なうえにリーズナブル。稼働時に食材が空気に触れにくい構造なので酸化も抑えられ、鮮度をキープして滑らかな口当たりに仕上げることができる。また、本体以外は分解して丸洗いができるので清潔に使うことができる。
2. 酵素を壊さずしっかり絞れる
プレマ
「グリーンパワージューサー+多機能パーツセット」(7万6780円)
2本のギアを低速回転させて素材を絞る圧搾式ジューサー。りんごや人参はもちろん、葉物野菜や細くて搾りにくい麦若葉、果肉の柔らかいトマトやブドウなどもしっかり絞れる、多機能パーツ付きセット。
3. 野菜や果物の栄養素をギュッと凝縮
パナソニック
「低速ジューサー MJ-L600」(実勢価格:3万9600円前後)
45rpmの低速圧縮絞り方式でゆっくりすり潰すので、空気を含みにくくビタミンCたっぷりで口当たりのいいジュースが作れる。凍った食材を入れるだけで、冷感豊かなフローズンスイーツも作れる二刀流。
4. 涼を感じながらビタミン補給
夏場といえども体を冷やしてはいけない…。とは言われるが、やはり暑い外から帰ってきた日などはヒンヤリとしたい。そんな時に生果汁などを使ったアイスクリームで涼感を得ると同時にビタミン補給すれば、一石二鳥。材料に使う牛乳や生クリームなどには、タンパク質やカルシウムなども含まれているので、食べる量さえ間違えなければバランスの良い栄養補給に。
貝印
「Kai House SELECT アイスクリームメーカー DL5929」(3850円)
直径16×高さ16.5cmのコンパクト設計。あらかじめ12時間以上冷凍庫で冷やしておいて、必要な材料を入れて約20分攪拌するとアイスクリームができあがる。レシピブックを基に作ったり、オリジナルのアレンジ加えたりして作ることができる。
5. ヨーグルトで“腸活”しよう
夏場はどうしても冷たいものを食べたり水分を摂り過ぎたりする。加えて、暑さに体力を奪われると胃腸の活動が低下しやすい。すると免疫力や抵抗力が下がり、体調を崩しやすくなる。腸は健康の要。そんな時は腸内細菌たちが喜ぶ、乳酸菌やオリゴ糖補給すると腸内フローラが整う。自家製ヨーグルトで夏バテを乗り切ろう。
アイリスオーヤマ
「ヨーグルトメーカー KYM-015」(6578円)
プレーンや飲むヨーグルトのほかに、塩麹や甘酒、納豆など、多くの発酵食品を手軽に作ることができる。果物やジューサーで作った自家製ジュースを混ぜて飲んだりと、腸や体が喜ぶ食品を食べて、健康を促進していこう。
※2022年6月6日発売「GoodsPress」7月号36-37ページの記事をもとに構成しています
<取材・文/松尾直俊>
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/460024/
- Source:&GP
- Author:&GP