ファッション業界におけるサステナビリティ(持続可能性)は、もはや単なるトレンドでなく、ものづくりにおいて必須な考え方となりつつあります。実際に買い物をするとき、価格やデザインだけでなく、環境に配慮した商品かどうかを考えるようになったという人も多いはず。
スニーカーメーカー・スピングルカンパニーと、バッグブランド・master-piece(マスターピース)のコラボスニーカー(2万3100円〜2万4200円)も、環境に優しくてサステナブル。両社の靴・バッグの生産時に発生した残布や残革をアップサイクルしてつくられた、エコでおしゃれなアイテムです。
スピングルカンパニーとmaster-pieceは、どちらも国内でのものづくりにこだわり続けているブランド。
master-pieceでは近年、バッグ製造時に発生する残布や残革を再利用するプロジェクト“master-piece reyouth”を展開していましたが、その取り組みにスピングルカンパニーが深く共感してコラボレーションが実現したのだそう。
ラインナップはカーキのローカットスニーカー「SPM-MSPC01」(2万3100円)、ネイビーのローカットスニーカー「SPM-MSPC02」(2万3100円)、そしてグレーのハイカットスニーカー 「SPM-MSPC03」(2万4200円)の3種類。それぞれXS~XLの7サイズ展開です。
「SPM-MSPC01」「SPM-MSPC02」のアッパーにはmaster-pieceオリジナルの“高密度シャンブレーツイル”の残布が、「SPM-MSPC03」のアッパーにはmaster-pieceオリジナルの“3レイヤー構造素材”の残布が採用されています。
シュータンにはレザースニーカーブランド・SPINGLE MOVE(スピングルムーブ)の残革をヌメ革パーツとして採用。インソールのヌメ革には、コラボの証としてSPINGLE MOVEとmaster-piece reyouthのロゴが刻印されています。
ライニングには、回収したペットボトルや繊維くずなどを原料にしてリサイクルされたポリエステル繊維“ECOPET”を採用。細部まで環境に配慮された、アップサイクルなシューズに仕上がっています。
もちろん機能性も抜群! 3モデルのアウトソールに採用されている“RUBEAR CNF ソール”は、鉄の約5分の1の軽さでありながら5倍以上の強度をもつとされる植物由来のナノサイズ極細繊維“セルロースナノファイバー”が練り込まれており、従来のSPINGLE MOVEのアウトソールに比べ、摩耗性を約40%低減しているのだとか。
シューズと同時発売で、3モデルと同じ素材をメインに、SPINGLE MOVEが使用したカンガルーレザーやヌメ革の残革を部分的に採用したサコッシュ「SPB-MSPC01」(1万3200円)とバッグパック「SPB-MSPC02」(2万9700円)も登場! スニーカーと合わせればシンプルでスタイリッシュなコーディネートができあがりそうです。
>> スピングルカンパニー
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/460895/
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