冠婚葬祭でのご祝儀袋や香典袋の名入れ、年賀状の宛名書きなど、今でも毛筆や筆ペンを使うシーンはあります。しかし、その機会は多くの人にとって年に数回あるかないか。そのため、毛筆や筆ペン独特の書き心地に慣れておらず、いつもよりも字がうまく書けずに恥ずかしい思いをすることも。
そんな毛筆・筆ペン初心者の悩みを解決する製品がぺんてるより登場。それが小回りの利く筆ペン「ぺんてる筆 ふではじめ」(440円)。7月12日発売予定です。
ぺんてるは1976年から今も続くロングセラー「ぺんてる筆」シリーズを発売していますが、これは本物の筆のような書き心地を持つ筆ペンとして開発されたものです。コシがあってまとまりやすい穂先を持っており、毛筆に慣れている人にとっては書きやすいのですが、その一方でボールペンやサインペンなどしか使ったことのない初心者にとっては、筆記線をコントロールしにくい部分がありました。
本製品は、従来のぺんてる筆シリーズよりも硬めで短い穂先を新たに開発。これにより通常の筆記具に近い感覚で筆記できます。穂先はナイロン毛と硬質繊維を組み合わせて「ぺんてる筆中字」の3倍以上の硬さになるよう配合。ご祝儀袋への記名などだけでなく、ノートや付箋など日常的なメモにも使いやすくなるよう、穂先も短くしています。筆ペンならではの温かみのある手書き文字を書けるため、コミュニケーションツールとしても役立ちます。
ボディの長さもペンケースに常備できるコンパクトサイズ。普段使いしたくなる和モダンテイストなデザインで、弔事用のうす墨インキには「霞柄」、一般筆記用・慶事用として使える黒インキには縁起の良い意味を持つ「矢羽根柄」「鱗柄」「麻の葉柄」の合計4種類をラインナップ。ちなみに、キャップは筆置きのように使えば、本体がデスクの上で転がることもありません。
さらに、筆記後すぐに触っても汚れにくい速乾インキのため、急いで書いて手や紙を汚してしまった…なんてこともなくなりそう。
インキは染料タイプのため、顔料タイプに比べて発色が鮮やかで、インキの出方もスムーズです。コントロールしやすい筆ペンなら、冠婚葬祭など“ここぞ”の場面でキレイに記名できるかも!?
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/461317/
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