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スマホのロック画面が広告表示に使われる?〜Glanceが携帯電話キャリアと提携

Glanceのイメージ
 
スマートフォンのロック画面にさまざまな広告が表示される日が近いかもしれません。
 
広告テクノロジー大手InMobiグループの子会社であるGlanceが、アメリカの携帯電話キャリアと提携し、スマートフォンのロック画面にGlanceのサービスを提供するという情報が出てきました。

2カ月以内にアメリカでGlanceのサービスが使えるスマホが発売

GlanceはニュースやゲームなどをAndroidスマートフォンのロック画面に配信するサービスを展開する企業です。
 
ロックを解除することなくニュースを読んだりゲームで遊んだりできるため、すでにアジア市場で約4億台のスマートフォンに同社のサービスが搭載されているといいます。
 
さらにGlanceはアメリカの携帯電話キャリアと提携し、来月までに同社のサービスを複数のスマートフォンで利用できるようにするという情報が出てきました。
 
アメリカではアジア市場よりもデジタルサービスへの支払額が高いことから、Glanceはアメリカ向けに「プレミアムサービス」を構築しているとされています。

スマホのロック画面が広告で埋め尽くされる?

この動きに対してThe Vergeは、スマートフォンのロック画面が広告で埋め尽くされることを懸念しています。
 
Glanceのサービスはユーザーの興味に基づいてロック画面のコンテンツをパーソナライズするものであり、ニュースやゲームなどともに個人向けの広告が表示されるかもしれません。
 
Amazonは電子書籍リーダーのKindleについて、ロック画面などに広告を表示するモデルを通常モデルよりも安価で販売していますが、Glanceのサービスが使えるスマートフォンが安く買えるかは不明です。
 
AppleはiOS16においてロック画面のカスタマイズを可能にするとしています。

 
 
Source: TechCrunch, The Verge
(ハウザー)

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