iOS16ベータ3の内部コードから、Safariでオンラインショッピングの際にバーチャルカードを利用できるようになることが明らかになりました。
Apple Payが利用できないサイトで役に立つ機能
バーチャルカードとは、銀行やカードプロバイダによって提供されるクレジットカードやデビットカードの代替番号です。もし仮にデータがリークしたとしても、バーチャルカードの番号をキャンセルすれば、銀行にわざわざ新規カードを発行してもらわなくても済みます。
iOS16ベータ3のコードの中に、Safariでバーチャルカードがサポートされることを示唆する内容が見つかった、と米メディア9to5Macが伝えています。もちろん、Apple Payでは取引ごとにセキュリティー番号が提供されますが、今回の新機能はApple Payが利用できないWebサイトで役に立つ模様です。
コードには、下記のようにあるとのことです。
Safariの自動入力でこのカードを利用できるようにし、オンラインショッピングでは実際のカード番号を隠しましょう。
いつもと同じようにカードを使い続けましょう。オンラインショッピングでは、Safariの自動入力で利用できるようになり、実際のカード情報は隠されます。
セキュリティ強化のため、Webサイトでは仮想カード番号が使用され、Safariの自動入力で利用できるようになりました。
現在のところ、機能はすべてのユーザーが利用可能となるのか、銀行やカードプロバイダの採用が必要となるのかはわかっていません。
自動入力とApple Pay
Safariでは現在、Apple PayをサポートしていないWebサイトでオンラインショッピングを行う際、クレジットカードおよびデビットカードの自動入力の選択肢を提供しています。
新たに確認されたコードによれば、SafariはApple Payに登録できるカードがないかどうかをまず調べるようになっており、もし登録可能なカードが見つかった場合、自動的にウォレットアプリへと追加するようになっているとのことです。
Source:9to5Mac
Photo:Apple
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-468007/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania