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iPhone14発売に向けレンズサプライヤーの業績好調〜台湾企業が最多数供給の理由

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DigiTimesが、iPhoneのカメラ用レンズサプライヤーであるLargan Precision(大立光)とGenius Electronic Optical(GSEO:玉晶光)の6月の売上高が増加、7月も好調に推移することが期待されると報じました。

iPhone14用レンズで最大のサプライヤーになる見込みのLargan Precision

Largan Precisionは、iPhone14シリーズのリアカメラ用レンズにおいて、これまでのモデルよりも供給数が増加する見通しです。
 
iPhoneのカメラ用レンズについてDigiTimesは、サプライヤー各社を競争させることで仕入れ価格を下げさせたいAppleの意向により中国企業が参入したが、歩留まりや生産能力、技術力の点からLargan Precisionの供給数が増えていると説明しています。
 
Largan Precisionは現在、車載用カメラ向けレンズ仮想現実(VR)関連製品向けレンズを成長分野と位置づけており、2022年第4四半期(10月〜12月)に少数ながら出荷を開始すると予想されています。

Appleのヘッドセット用レンズ供給と噂のGSEO

拡張現実(AR)および仮想現実(VR)関連製品向けレンズ供給において、GSEOはLargan Precisionよりも先行しています。
 
GSEOの最高経営責任者(CEO)であるジョーンズ・チェン氏は同市場について、VR関連製品向けレンズの出荷数は2023年に、AR関連製品向けレンズの出荷数は2025年に大幅に増加すると予測しています。
 
また同社は、欧州自動車メーカーの先進運転支援システム(ADAS:Advanced Driving Assistant System)用レンズ供給にも注力しており、2023年か24年に黒字化を達成すると業界関係者が述べています。
 
 
Source:DigiTimes
Photo:Appledsign/Facebook
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