米Amazonは2022年2月にプライム会員の値上げを行いましたが、それ以降会員数が増えず、横ばい状態が続いているようです。
半年前から会員数が伸びず
調査会社Consumer Intelligence Research Partners(CIRP)の調べによると、2022年6月30日時点での米Amazonプライム会員数は約1億7,200万人で、6カ月前の数字から変わっていないとのことです。
Amazonは今年2月、プライムの会費を年額119ドル(約16,000円)から年額139ドル(約19,000円)へ、月額12.99ドル(約1,800円)から月額14.99ドル(約2,000円)へと引き上げました。
インフレとガソリン価格高騰などが影響
CIRPによれば、2020年と2021年の2年間のAmazonプライム新規加入者数は約6,000万人に達しました。これは新型コロナウイルス感染症の影響で、オンラインショッピングの利用者が急増したためとみられています。
しかし米国で急速に進むインフレと、ガソリン価格の高騰により、Amazon会員になることに二の足を踏む人が増えているのではないかと、米メディアBloombergは述べています。
一方日本のAmazonプライム会費は、年額4,900円(税込)または月額500円(税込)となっており、円安の現在、米国との料金の開きはさらに拡大しています。
Source:Bloomberg
(lunatic)
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania