リモートワークの普及により定着したZoomでの商談。
しかし、「営業商談データを録画したものの、うまく活用できていない」「議事録の作成に時間がかかる」などの悩みを抱えている営業担当者もいるのではないでしょうか。
そんななか、株式会社RevComm(以下、レブコム)は、AIによる文字おこしとトーク分析機能を搭載したオンライン商談解析ツール「MiiTel for Zoom(β版)」の提供を開始しました。
AIが話す速度・被り回数をフィードバック
2018年、レブコムは電話営業の会話内容を解析し、高精度なフィードバックをおこなう音声解析AI電話「MiiTel」の提供を開始。そして今回、「MiiTel」ブランドの新しいサービスとしてMiiTel for Zoomをリリースしました。
AIが話す速度、被り回数、沈黙回数などを定量的にフィードバックするため、商談の質向上に役立てられます。
また「どのようなトピックが話されたのか」を判定するため、商談の流れを効率的に把握するだけでなく、ハイパフォーマーのトークの型を可視化・共有してチームの営業力アップにつなげることができます。
文字おこし機能で議事録を作成
文字おこしの際は「あー」「えー」などのフィラー発話を自動的に取り除き、読みやすい文として保存。さらにユーザー辞書登録機能を活用することで、業界用語の文字おこしの精度を向上します。
タスク自動化ツール「Zapier」と連携すれば会議がおわるたびに、おこした文字をGoogleドキュメントに書き出すことが可能です。
商談情報をSalesforceへ自動記録
MiiTel for Zoomは、保存した商談情報をSalesforceなどのSFAツールに自動的に記録。営業担当者が商談後にSalesforceへ手動で記録する工数を削減します。
また、SFAツール連携により、顧客とのZoom商談を一元管理するほか、個人の営業成果と会話プロセスを連動させ次のアプローチ方法を検討するといった使い方ができるようです。
(文・Haruka Isobe)
- Original:https://techable.jp/archives/182036
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:はるか礒部