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Appleデザイン担当役員、新色の由来などM2搭載MacBook Airを語る

Apple MacBook Air
 
7月15日に発売される、M2搭載MacBook Airについて、Appleのデザイン担当役員らが語っています。新色「ミッドナイト」や、MacBook Airの立ち位置などが話題に上っています。

ジョナサン・アイブ氏の後任、MacBook Airを語る

7月15日から販売が開始されるM2搭載MacBook Airについて、Appleのインダストリアルデザイン担当副社長であるエバンス・ハンキー氏と、ハードウェアエンジニアリング担当副社長のケイト・バジョロン氏がGQ英国版のインタビューで語っています。
 
ハンキー氏は、2019年に退社し、最近Appleのデザインコンサルタント契約も満了した元最高デザイン責任者ジョナサン・アイブ氏の後継者として、すべてのApple製品のデザインを統括する立場にあります。

新色ミッドナイト、玄武岩がヒントに

多くの新色が追加されるとの噂もあった新型MacBook Airは、シルバー、スペースグレイ、スターライト、ミッドナイトの4色展開となりました。
 
落ち着いたダークブルーが印象的な新色「ミッドナイト」は、玄武岩(げんぶがん)に由来している、と地質学者を父に持つハンキー氏が明かしています。
 

 
新型MacBook Airと、14インチ/16インチMacBook Proとは、直線的な本体デザインと画面上部のノッチが共通していますが、これらのモデルは同時に開発が進められていたそうです。

「ちょっと挑発的」であり続けたMacBook Air

2008年に故スティーブ・ジョブズ氏が茶封筒から取り出すパフォーマンスで注目を集めた初代MacBook Airは、バッテリーの持続時間が短いという批判も浴びたものの、薄さと軽さを重視するユーザーからは高く評価されました。
 
PowerBookのものと思われるディスプレイ部品を組み立て直すところから初代MacBook Airの開発に関わっていたハンキー氏は、MacBook Airは常に「ちょっと挑発的なところがある製品」であり続けた、と語っています。
 
なお、新型MacBook Airは、MagSafe充電ポート、2つのUSB-Cポート、ヘッドホン端子を搭載しながらわずか11.3ミリという薄さを実現しています。これは拡張性を犠牲にしUSB-Cポート1つだけに絞り込んだ2015年発売の12インチMacBookの13.1ミリよりもさらに薄く、そして18時間の連続動画再生が可能です。
 

 
 
Source:GQ, 9to5Mac
Photo:Apple
(hato)

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