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TSMC「2023年前半まで半導体の在庫減らしが続く」と発言

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Appleの主要サプライヤーである台湾TSMCは、現地時間2022年7月14日に開催した投資家向け説明会において、半導体サプライチェーンで過剰な在庫が見られ、同社の顧客による在庫調整が今後数四半期にわたって行われるとの見方を明らかにしました。

2023年前半まで在庫調整が続く見通し

TSMCの最高経営責任者(CEO)である魏哲家氏は、半導体サプライチェーンにおける過剰在庫のため、少なくとも2023年前半(1月〜6月)頃までは、同社の顧客が在庫を減らす努力を続けるだろうと発言しました。
 
ただし現在の需要はTSMCの供給能力を上回っており、2022年末までは供給が厳しい状態が続くとも、魏CEOは述べています。

2022年の設備投資計画は一部先送りに

またTSMCは、長期的な需要に対する見通しを反映する、設備投資計画を先送りすることも明らかにしました。
 
同社は。当初発表していた2022年の設備投資目標400億ドル〜440億ドルについて、購入した設備の導入に時間がかかっていることから、限りなく400億ドルに近くなるとしています。
 
ただし2022年の設備投資計画のうち、何が2023年に先送りされるかについては、TSMCは現時点では時期尚早と述べるにとどめ、具体的な説明は避けました。

 
 
Source:Yahoo! Finance
(lunatic)

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