Appleが一部の部門で人材採用や投資を抑制するとの報道に対して、著名アナリストのミンチー・クオ氏は、独自に調査して得られた情報として、2023年の製品開発計画に大きな変更はないようだ、とコメントしています。2023年には、順当に行けばiPhone15が発売される見通しです。
2023年のハードウェア開発計画に大きな変更なし
Appleが、一部の部門で採用や投資を抑制する見通し、とのニュースを米メディアBloombergが報じた後、Appleの株価は約2%下落しました。
Appleのサプライチェーンに独自の情報網を持ち、精度の高い予測で知られるアナリストのミンチー・クオ氏(@mingchikuo)は、Twitterで以下のように発言しています。
Appleが採用と投資を抑制するとの噂があるが、私の調査結果では、少なくとも2023年のハードウェア製品開発計画に現時点では変更はない。そして、設備の発注期間(18〜24カ月まで)にも変更はないようです
Though there were rumors Apple will slow hiring and spending next years, my latest channel check indicates that at least there are currently no changes to hardware product development plans for 2023, and the order visibility of equipment remains unchanged (up to 18-24 months).
— 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) (@mingchikuo) July 19, 2022
ガーマン氏とクオ氏、Bloombergの報道とは矛盾しないと発言
Bloombergのマーク・ガーマン記者はクオ氏のツイートへの返信で、「ありがとう。でも私たちの情報も同様です」と、自身の伝えた記事の内容はクオ氏の見解に反するものではない、とコメントしています。
Thanks, but as our story also said.
— Mark Gurman (@markgurman) July 19, 2022
クオ氏も「マーク・ガーマン氏は嘘をついたということ?」という問いかけに対し「対立はないと思います。景気後退の中、採用や投資を抑制するのは妥当です。しかし、現時点では少なくともハードウェアの計画に大きな変更はありません」と説明しています。
I think no conflicts. It's reasonable to see the hiring and spending slowdown amid the recession. But currently no significant changes yet for hardware plans at least.
— 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) (@mingchikuo) July 19, 2022
Source:郭明錤 (Ming-Chi Kuo)/Twitter
(hato)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-470916/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania