米国で、Apple Watchの「不規則な心拍の通知」により、心臓粘液腫の発見に繋がった事例が報告されました。
通知を疑いながら受診した結果、腫瘍を発見
米国メイン州に住む67歳の女性、キム・ダーキーは2022年5月下旬に、Apple Watchからの「不規則な心拍の通知」により、心房細動を発症していることを確認したようですが、それが事実とは考えなったそうです。
その後、ダーキーさんは通知を無視していましたが、それが3日間も続いたことから、病院に行くことを決めました。
ダーキーさんは、「一応病院に行って、問題なしとの診断が下ったらApple Watchを捨てようと思っていた」と語っています。
4センチの腫瘍を摘出し、療養中
ダーキーさんを診察した医師は、「不規則な心拍の通知」の原因が心臓粘液腫に起因することを見つけました。
心臓粘液腫は心臓の血流を遮断し、脳卒中を起こす可能性があったとWBZ-TVは伝えています。
ダーキーさんを診察した医師は、「どのようにして心房細動を発症していることがわかったのですが」と質問、ダーキーさんは「Apple Watch」が通知したと返答しました。
ダーキーさんは6月27日に4センチの腫瘍を摘出しましたが、もしも発見されずに手術を受けなかった場合、生命に危険が及んでいたようです。
「Apple Watchを購入した目的は、フィットネスと転倒検出機能でしたが、まさか腫瘍の発見に役立つとは思ってもみませんでした」と、ダーキーさんは述べています。
Source:WBZ-TV via AppleInsider
Photo:MedPage Today
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania