【大人の海遊びギア完全ガイド】
海ではシンプルな格好になりがちだからこそ、良質な物を身に付けて、周りと差を付けたい。アウトドアアパレルのPRを手がける山田昭一さんに、実用的かつ街でも海でもキマるファッションアイテムとグッズを選んでもらった。
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海へ向かう道中“いかにも”なファッションだと街中で浮いてしまうし、私服とビーチファッションを分けて持っていくと、荷物がかさばってしまう板挟みに陥る。
山田さんは「通気性や防水性など、過酷なアウトドア環境に耐え得る機能性に加え、タウンユースにも使えるデザイン性を兼ね備えたアパレルが増えています」と話す。
たとえば、ヘリーハンセンのバスクショーツは、水着にも使える水陸両用仕様。SHIMANOのシューズはインソールが取り外し可能で、素足履きにも対応する。
「羽織りはシンプルに、サングラスも真っ黒ではなくカラーレンズで抜け感を出すなど、落ち着きと遊び心のバランスを意識して海ファションを楽しんでみては」
アウトドアに造詣が深く、サーフィンにハマったことも。アパレル関連の職を経て独立。ブランドのPR、ディレクション、スタイリング、ライティングなど幅広く活躍中
■軽くて蒸れにくいアウトドアハット
ゴアテックス素材を採用したハット。日差しをしっかりシャットアウトしてくれるツバ広なデザインと、インパクト大なロゴもポイントです(山田さん)
ニューエラ
「AdventureLight」(8580円)
ニューエラのアウトドアラインは、防水性・防風性・透湿性に優れた“GORE-TEX PACLITE”を採用。裏地を取り除いており、軽量かつ蒸れも軽減されているので、夏でも快適。
■サコッシュケースとコード付きで携帯性◎
福井県鯖江市の職人が、一本一本手作業で仕上げる、純日本製のアウトドアサングラス。機能性とファッション性の両面を体感できるアイウエアです(山田さん)
DVERG
「キャンパー DVG-2」(1万7600円)
カラーレンズには視界のチラつきを抑えるARコートが施されている他、SR撥水と耐傷性ハードコートにより、汚れや傷が付きにくい仕様。落下防止のグラスコードもスタイリッシュ。
■レジャーに活躍するウインドブレーカー
防風性と撥水性に優れた素材を使用した、薄手のウインドブレーカー。夏でも羽織りアイテムとして持ち運びがしやすく、アウトドアシーンでも幅広く活躍(山田さん)
マムート
「Glider WB Hooded Jacket AF Men」(1万8700円)
スッキリとしたシルエットのウインドブレーカーは、薄型軽量で携帯性抜群。両サイドのポケットにはジッパーが付いているので、貴重品などを収納して身軽に散策できる。
■水辺で抜群の滑りにくさを発揮
発泡EVAを使用した軽量設計と、濡れた足でもしっかりホールドする機能性の高いマリンシューズ。アクティブシーンから日常使いもOK(山田さん)
SHIMANO
「EVAIR マリンフィッシングシューズ」(実勢価格:5000円前後)
濡れた甲板でも高いグリップ力で滑りにくく、乾きの早い素材なので、水辺での使用に向いている。面ファスナーベルト付きで、脱ぎ履きしやすいのもポイント。
■通気性に優れた水陸両用パンツ
使いやすいショート丈と濡れても乾きやすいナイロン100%のマルチパーパスなョーツ。街でのカジュアルスタイルからビーチまでこの1着あれば十分!(山田さん)
ヘリーハンセン
「バスクショーツ(ユニセックス)」(7150円)
水着としても使える水陸両用パンツ。裏地全体がメッシュ張りになっており、肌へのベタ付きを軽減しつつ、通気性も確保。カラーは6色展開で、コーデの幅も広がる。
■ビーチに何を持っていく? アウトドアの達人のバッグの中身をWatch
ビーチの快適グッズやファッションを提案してくれる山田さんが、リアルに海に持っていくモノとは?
「レジャー中は手ぶらで自由に動きたいので、カラビナやストラップ付きのグッズが何かと重宝します。アウトドア系は基本アースカラーが多くなりがちなので、やっぱりそこは海らしく、差し色や遊びを入れてご機嫌な感じにしたい。マクラーレンのチェアは座り心地はイマイチですが、見てるだけで気分がアガるので、ビーチには欠かせません」
また、モノと人のトータルバランスも重要だという。
「キャンプ場などにいくと、ギアは高級品を使っているのに、本人の格好はだらしない…というパターンをよく目にします。おしゃれ、とまではいかなくても、大人のマナーとして、匂いケアや清潔感のある服装を心がけたいですよね」
■レジャーを楽しむための3ヵ条
1. “手ぶら”グッズで稼動性を確保
2. 差し色や遊びのあるグッズでご機嫌に
3. ファッションは清潔感を心がけるべし
■POST GENERAL「ミルトランク」
レザーベルトとミリタリーステンシルが良いアクセントになっている、ラタン製トランク。キャンプ道具やカトラリーを入れられる他、テーブル代わりにも使える。
■TOKYO CRAFT「焚火台マクライト」
重さ1kgを切るほど軽く、折りたたんでスリムに持ち運べる焚火台。広げると、そこそこ大きく、ソロ用はもちろんファミリー用としてもOK。五徳の配置を変えれば、炭火料理にも使える。
■マクラーレン「ガダバウトチェア」
イギリスの高級スポーツカーメーカー・マクラーレンの非売品チェア。昔ながらの形状と鮮やかなマリンボーター柄がレトロな雰囲気を醸し出し、ビーチに映える。
1. SOUTH2 WEST8「SOUTH2 WEST8 × KEEN WAIMEA H2 - DEER HOM EMB」
鹿の角モチーフが印象的なサウス2 ウエスト8とKEENのコラボサンダル。グリップ力が高くて滑りにくく、頑丈な靴底が足の裏を守る。つま先があるので普段使いもしやすい。
2. POST GENERAL「ダブルウォール ボトル 520ml」
シンプルなステンレスボトルだが、ストラップを通す穴があいていたり、底面に滑り止めラバーが付いていたりと、工夫が光る。エシカルな取り組みを意識する人におすすめ。
3. オレゴニアンキャンパー「タクティカル ペットボトルホルダー(マルチカモ)」
内側が反射素材で、スリットポケットに保冷剤を仕込める。タクティカルカラビナとベルクロも装備する携帯性に優れたボトルホルダーだ。
4. ネイタルデザイン「BURROUGHS」
ビンテージ感漂うサングラス。独特のカーブのつるが耳にフィットして外れにくく、アクティブに使える。同じく独特なフレームシルエットとカラーレンズの遊び心がニクい!
5. DVERG × HalfTrack Products「ハイキングチケット」
少額の現金やカード類を入れて海やキャンプ場に持っていくのに手頃なミニケースは、使い分けで複数持ちするほどお気に入り。ストラップで首から下げても可愛い。
6. ナチュラルケミストリーラボ「BPE アウトドア ファブリックスプレー」
アウトドアシーンでの虫よけはもちろん、消臭・フレグランスとしても使えるディートフリーのスプレー。ビーチで遊んで汗をかいた時のエチケットに◎
7. BRIEFING「JUMPER L」
手持ちと肩掛けでガシガシ使えるビッグサイズのバッグがBRIEFINGから新登場。独立のサイドポケットが2つ。軽量で肩への負担が少ないので、この夏大活躍する予感!
※2022年7月6日発売「GoodsPress」8-9月合併号118-119ページの記事をもとに構成しています
<監修・コメント/山田昭一 文・取材/清談社 松嶋千春>
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/464911/
- Source:&GP
- Author:&GP