「売上」を多くあげた人にのみスポットライトが当たりがちな営業現場。
しかし、商談獲得を目的としたインサイドセールスをはじめ、「売上以外の実績」を積む人も、営業プロセスにおいて重要な存在であることから、評価方法の改善が求められているといいます。
そんななか、株式会社マツリカ(以下、マツリカ)はクラウド営業支援ツール「Senses(センシーズ)」にて、多面的に営業パーソンの強みや弱みを可視化するツール「セールスメトリクス」をリリースしました。
顧客・案件・行動を一元管理する「Senses」
顧客に紐づく案件や行動履歴から、企業概要・プレスリリースなどの顧客の企業情報まで、顧客に関する社内外の情報を集約・統合します。
また、SensesではAIが各案件の受注角度、契約予定日、契約金額などを過去案件のあらゆる情報から機械学習して算出。リスク分析や類似案件を直接アドバイスしてくれるため、受注率アップが期待できます。
そんなSensesから、新たにリリースされたのが、分析ツール「セールスメトリクス」です。
複数の項目から営業パーソンを分析
セールスメトリクスは、組織営業力を強化するための分析ツール。
野球用語「セイバーメトリクス(データを統計学的見地から客観的に分析し、選手の評価や戦略などを考える分析手法)」にちなんだツール名のとおり、多面的に営業パーソンを分析する機能が備わっています。
受注金額・受注率・案件数・アクション数・リードタイム・単価・受注案件数など、合計7種類の項目において、自分が他者と比較したときに強み・弱みとなる部分を把握できます。
1on1で上司が部下にフィードバックする際や、営業組織の各役割にメンバーをアサインする際に役立ちそうです。
「ランキング機能」でモチベーション向上
互いに頑張りを称え合うことにより、チームワーク・モチベーションの向上につながるとのことです。
(文・Haruka Isobe)
- Original:https://techable.jp/archives/182653
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:はるか礒部