海外メディアは現地時間7月23日、米国のテネシー州において自動車を盗まれた被害者が、Appleの紛失防止タグAirTagを活用して、愛車を犯人から取り戻したと報じました。
AirTagを活用して自動車を取り戻す
現地メディアAction News 5によると、テネシー州のメンフィスに住む男性が、スポーツ用多目的車(SUV)を何者かに盗まれたものの、AirTagを使って取り戻すことに成功しました。
メンフィスに住むワイリー氏は7月2日、愛車のHyundai製SUVサンタフェの助手席の窓が割られ、ステアリング付近が破壊されていることに気づきました。なお、上部の写真はサンタフェの最新モデルであり、実際の被害にあった車ではありません。
その時は、何者かがワイリー氏のSUVを盗もうとしたものの、盗み出せなかったものと思われます。しかし、現地時間7月22日未明、再度侵入した犯人によってワイリー氏の愛車は盗まれてしまいます。
一方で、7月2日の車両損壊事件により警戒を強めたワイリー氏は、防犯カメラを設置して駐車位置を撮影するとともに、AppleのAirTagを車両に取り付けていました。
ワイリー氏は、7月22日の朝に車が無くなっていることに気づき、防犯カメラをチェックしたところ、複数の犯人がSUVを盗んでいるところが撮影されていました。
その後、AirTagの位置を「探す」機能で追跡し、地元警察とともに盗難車の位置を特定し、愛車を取り戻すことに成功しています。
AirTagにおいては、交際相手や元恋人へのストーカー行為に悪用される事例も散見されますが、盗難車の発見や強盗犯の逮捕に役立った事例も多く報告されています。
また、AppleのAirPodsやApple Watchの位置を「探す」機能で特定し、自動車窃盗犯を逮捕した事例も相次いで報告されました。
Source:Action News 5 via 9to5Mac
Photo:Hyundai, Apple
(seng)
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania