厳しい暑さが続くこの季節。冷たい飲み物・食べ物を買いに行きたいものの、「暑い日差しのなか、コンビニやスーパーへ足を運ぶのがおっくう」と感じる人もいるのではないでしょうか。
京セラコミュニケーションシステム株式会社(以下、KCCS)は、無人自動走行ロボットを用いて、冷たいドリンクやゼリーなどを公園、マンション、高齢者向け住宅へ販売する実証実験をおこないます。
実施期間は2022年7月27日(水)~8月10日(水)で、走行予定エリアは千葉県千葉市美浜区若葉3丁目一部区画です。
マンション・高齢者向け住宅で移動販売
そしてこのたび、走行実績のある千葉市同エリアでロボットによる「移動販売サービス」の実証実験を実施します。
なお、KCCSによると、公道(車道)を走行する無人自動走行ロボットを活用した移動販売の実証実験は、国内初とのことです。
保冷・保温可能な自動走行ロボット
無人で自動走行しますが、走行状況を常時遠隔監視し、自動回避が困難な状況では遠隔操作に切り替えて走行することも可能です。
購入の際は、サービス利用者が車体に搭載されたタッチパネルで購入する商品と個数を選択し、スマートフォンを使って電子マネーで決済すると、ロッカーが解錠し、購入した商品を取り出せます。
「配送サービス」の実証実験を実施
実験では、1台の無人自動走行ロボットが、イオンスタイル幕張ベイパークと近隣の2棟のマンションの間を巡回。
モニター参加者であるマンション住人が、イオンスタイル幕張ベイパークで購入した商品を店舗脇の停止場所でロボットに預け、自宅マンション近くの停止場所で荷物を受け取りました。
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京セラコミュニケーションシステム株式会社
(文・Haruka Isobe)
- Original:https://techable.jp/archives/182945
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:はるか礒部