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Apple、2022年4月〜6月の業績を発表。日本の売上高は16%減、円安影響

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Appleは現地時間7月28日、2022年度第3四半期(2022年4月〜6月)の業績を発表しました。総売上高は830億ドルで前年同期比2%増でした。iPhone部門、サービス部門の売上高は第3四半期の記録を更新しています。急速な円安の影響で、日本の売上高は15.7%と大幅に減少しています。

iPhoneの売上高が記録を更新

Apple先日予告していたとおり、現地時間7月28日に2022年度第3四半期の業績を発表しました。
 
2022年度第3四半期における総売上高は829億5,900万ドルで、ロシア情勢や世界的な経済減速のなか前年同期比で2%伸び、4月〜6月期としての記録を更新しています。
 
Appleは、すべての主要製品部門でインストールベースの台数が記録を更新したと発表しています。
 
製品部門別の売上高と前年同期比は、以下のとおりです。iPhoneの売上高は前年比2.8%増、サービス部門は同12.1%増で、ともに4月〜6月期の新記録となりました。
 
サプライチェーンの混乱などの影響を受けたMac、iPad、ウェアラブル部門の売上高は前年同期比減で、とくにMacは10.4%と2桁の減となりました。
 

 

 

米州、欧州、アジア太平洋で売上高増

Appleの各地域における売上高と前年同期比は、以下のとおりです。
 
米州、欧州、アジア太平洋で売上高が増加しており、とくにアジア太平洋地域では14.0%と大幅な増加を示しました。
 
一方、中華圏では1.1%の微減となり、日本では急速な円安の進行もあり、15.7%と大幅な減少となりました。なお、円安の影響により、日本ではiPhoneをはじめとする各種製品の販売価格が7月から引き上げられています
 

 

 
 
Source:Apple
(hato)

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