2022年第2四半期(4月〜6月)のスマートフォン出荷台数は前年同期比および前四半期比で大幅減となりました。
Appleはシェアを伸ばしたものの、出荷台数は減少しています。
前年同期比9%減、前四半期比10%減
調査会社のCounterpointによると、2022年第2四半期における世界のスマートフォン出荷台数は2億9,500万台でした。
これは前年同期比9%減、前四半期比10%減の台数です。
四半期の出荷台数が3億台を下回ったのは2020年第2四半期以来とされています。
原因としては世界的な経済状況の悪化、ウクライナ情勢、新型コロナウイルスの流行、チップ不足から完全に回復していないことが挙げられています。
中国メーカーが大きな影響を受ける
メーカー別では特に中国メーカーが大きな影響を受けました。
前年同期比でXiaomiは25%、OPPOは15%、vivoは22%出荷台数を落としています。
中国のスマートフォン出荷台数はピークの半分以下に落ち込んでおり、中国市場への依存度が高いこれらのメーカーは大きな影響を受けました。
Appleもシェアを伸ばしたものの、出荷台数を5%減らしています。
Samsungは2021年第2四半期にベトナム工場で生産問題が発生したこともあり、上位メーカーのなかでは唯一出荷台数を伸ばしました。
その他のメーカーではHONORが大きく出荷台数を伸ばしたほか、Huaweiも回復の兆しを見せています。
Source: Counterpoint
(ハウザー)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-472530/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania