Notebookcheckが、Galaxy S23シリーズはExynos 2300搭載モデルをラインナップせずSnapdragon 8 Gen 2だけになるとし、その理由を説明しています。
製造プロセスの違いによる電力効率が影響か
Qualcommが2022年第2四半期(4月〜6月)の決算発表の場で、同社だけがGalaxy S23シリーズに搭載されるシステム・オン・チップ(SoC)を供給する可能性を示唆しました。
Galaxy S23シリーズにExynos 2300が搭載されない理由についてアナリストのミンチー・クオ氏は、TSMCの4nmプロセスで製造されるQualcommのSoCと比べ、Exynosチップの電力効率が劣っていることを指摘していました。
電力効率に優れるQualcomm製SoC
特に、Snapdragon X70 5Gモデムは電力効率に優れ、バッテリー駆動時間延長が期待できます。
そのため、SamsungはGalaxy SシリーズにおいてExynosを搭載するモデルとSnapdragonを搭載するモデルの2種類を用意するのを中止し、Snapragon搭載モデルへの1本化を決定した模様です。
Qualcommによれば、Galaxy S22シリーズにおけるSnapdragon SoCの搭載比率は75%だったとのことです。
同社はSamsungと長期契約を交わしており、それには6G通信対応品が含まれています。
Source:Notebookcheck
Photo:Sam(@Shadow_Leak)/Twitter
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