お騒がせ大富豪としても知られる、Teslaのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が、Twitterの買収契約を反故にした件について、裁判が10月17日より始まることが分かりました。
マスク氏側から日程の提案
10月17日という具体的な日程は、イーロン・マスク氏から提示された日付であることが明らかとなっており、Twitter側は裁判を5日間で終わらせることを条件に、このスケジュールに同意したとのことです。
ニュースサイトThe Vergeによると、Twitterが9月の裁判を求める一方、マスク氏側は2023年の裁判を当初は要求しており、双方が歩み寄った結果、今回の日程となったようです。
裁判ではマスク氏の合意廃棄に正当性があるかどうかが焦点となります。
買収提案から合意破棄まであっという間
イーロン・マスク氏は2022年4月、Twitterと突如買収することを明らかにし、またたくまに同社との合意まで漕ぎ着けました。買収額は440億ドル(約5兆8,700万円)であることが明らかになるとともに、Twitter社幹部の解雇も複数行われるなど、マスク氏がトップに立つ準備が着々と進められていきました。
しかし5月になると雲行きが怪しくなります。スパムアカウントが全ユーザー数の5%だとするTwitter側の主張は実態を伴っていないとの理由で、マスク氏は買収計画を保留、6月には買収合意を撤回することを発表するに至ります。
これに対し、Twitter側は合意条件に違反しているとし、マスク氏に対して訴訟を起こしていました。また、2022年第2四半期(4月〜6月)の業績悪化も、買収を巡る不確実性が一因となっていると主張しています。
Source:The Verge
(kihachi)
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania