Macworldが、iPhone14 ProおよびiPhone14 Pro Maxにだけ搭載されると噂の、A16の各種ベンチマークスコアを予測しています。
A16の製造プロセスはA15 Bionicと同じと噂
A16は、A15 Bionicと同じTSMCの改良型5nmプロセス「N5P」で製造されると噂されています。
そのため、プロセス微細化によるトランジスタ数の大幅増や消費電力低減は期待できそうにありません。
次の大きな飛躍は、TSMCの3nmプロセスでAppleシリコンが製造できるようになった際に実現される見通しで、ダイ面積が同じなら70%増のトランジスタを搭載できるとMacworldは伝えています。
ベンチマークテスト:GPUスコア予測
Macworldは、A16のグラフィック性能はA15 Bionicと比べて25%〜30%向上すると予測、GPUスコア向上率を示すグラフを掲載しました。
ベンチマークテスト:CPUスコア予測
Macworldは、Geekbench 5ベンチマークテストにおいて、A16のシングルコアスコアが約2,000を記録できる可能性があると予測していました。
同様に、マルチコアスコアの予測値は、約5,700です。
機械学習性能
iPhone14 ProおよびiPhone14 Pro Maxのリア広角カメラの画素数は4,800万画素と、現行モデルの4倍になるため、イメージシグナルプロセッサが担う負担も4倍になるとMacworldが指摘しています。
これらの処理には、イメージシグナルプロセッサに加え、Neural Engineの性能向上が寄与すると、同メディアは予想しています。
また、A16と組み合わせられるメモリは、LPDDR4XからLPDDR5になることも性能向上に好影響を与えると期待されています。
通信面では、5GモデムがQualcomm Snapdragon X65になることで、理論上の最高速度は10Gbpsになりそうです。
Source:Macworld
Photo:Apple Hub/Facebook
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-472940/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania