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iPhone用NAND供給中のSK Hynix、238層4D NANDを来年量産開始

SK hynix NAND
 
BusinessKoreaが、韓国SK Hynixは、238層4D NANDフラッシュメモリの量産を2023年に開始すると報じました。

2023年に量産開始

SK Hynixは、iPhone用NANDフラッシュメモリを供給するサプライヤーのうちの1社です。
 
BusinessKoreaによれば、SK Hynixは238層512Gb TLC 4D NANDフラッシュメモリの試験製造後、サンプル出荷を経て、2023年前半(1月〜6月)に量産を始める予定です。

スマートフォンへの採用は2024年か

Patently Appleは238層4D NANDフラッシュメモリについて、176層NANDフラッシュメモリと比べて1枚のウェハからより密度の高いチップを生産できることで、生産性は34%改善されると説明しています。
 
また、同製品のデータ転送速度は2.4Gb/秒と前世代の製品から50%向上、消費電力は21%削減される見通しです。
 
238層4D NANDフラッシュメモリは最初にPC用SSDに搭載された後、早ければ2024年にスマートフォンに採用される見通しです。
 
 
Source:BusinessKorea via Patently Apple
Photo:SK Hynix
(FT729)

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