さまざまな映像作品に登場する架空の乗り物。実際に存在する乗り物をベースにしているものもあれば、リアリティはあるのに実在しないものまでさまざまですが、多くの人の記憶に残っている乗り物となると、それほど多くはない印象です。
逆に言えば、みんながその存在を記憶している乗り物には強烈なインパクトがあり、だからこそ後々、プラモデルやフィギュアなどで登場するわけです。
そんなマンガや映画などに登場し人気となった乗り物のホビーを4つと、これは本当に実在するのか?と思わずにはいられないトンデモ系乗り物のホビー、計5点をご紹介します。
1. 3作品のどのデロリアンも再現可
レゴからは、超人気映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』三部作に登場するタイムマシン「レゴ バック・トゥ・ザ・フューチャー デロリアン・DMC-12」が登場。組み立てブロックらしく、これひとつ買えば、1作目から3作目まですべてのデロリアンを再現できます。完成サイズはかなり大きく、全長約35.5cm! 開閉可能なガルウイングのドアやダッシュボードのタイムサーキットなど、再現度はバッチリ。さらにマーティのホバーボードやドクとマーティのミニフィグも付属しています。
>> レゴだからこそだよね!BTTF3部作のデロリアンをすべて再現できるぞ!
2. 巨大なパンダトレノを作れる!
マニアックなラインナップという意味で目が離せないのがデアゴスティーニ。今年6月末からは「週刊 スプリンタートレノ AE86」というシリーズがスタートしています。名前を聞いただけでピンと来る人も多いのでは。そう、大人気走り屋マンガ『頭文字D』で主人公の藤原拓海が乗っていた、藤原とうふ店のパンダトレノのベースとなったクルマです。もちろんマンガファンのために、ホイールやボンネットなどを変えられるカスタムパーツも別売りで用意。完成すると全長53.6cmと超巨大! いまだ色あせない魅力を持つ初代ハチロクをゆっくり組み上げていけますよ。
>> “とうふ店”を彷彿とさせるハチロク“パンダトレノ”が巨大1/8スケールの組立キットに!
3. レゴだけど崩さず変形できる!
若いファンにはアメリカの作品というイメージがあり、40代以上のファンにとっては日本のアニメだったんじゃないの?という印象かもしれない『トランスフォーマー』。元々はタカラ(現タカラトミー)が展開していた変形ロボットが、米ハズブロ社と提携し新たな設定を加え『TRANSFORMER』として販売したものがスタートになります。当初は乗り物がロボットに変形するパターンだったのですが、中でも人気だったのが総司令官“コンボイ”です。このコンボイ、元々アメリカ版ではオプティマスプライムという名前で、日本に輸入される際に、コンボイという名前になりました。そんなオプティマスプライムがレゴで登場。なんと組み立てたら、崩さずに変形できるというかなり凝ったギミックになっています。
>> このオプティマスプライム、レゴだけど完成後は組み換えなしで変形できるぞ!
4. リアリティ&マニアック
1988年から少年サンデーで連載された『機動警察パトレイバー』。近未来を部隊に、警視庁のレイバー部隊「特車二課」の活躍を描き人気となりました。中でもやはり人気となると主役機であるAV-98イングラムなわけですが、イングラムを取り巻く乗り物もリアリティにあふれていました。その中から、四菱自動車製の98式特型指揮車と98式特殊運搬車“レイバーキャリア”が1/60スケールでプラモ化されます。レイバーキャリアに関しては、多目的ハンガーを垂直に立てられるようになっているので、すでに発売されているイングラムやAV-0ピースメーカー、AV-2ヴァリアントなどの同スケールキットを載せることも可能です。
>> 特車二課の指揮車&レイバーキャリアが初のキット化!イングラム載せたくなるぞ!
5. 発表会の衝撃シーンも再現できるぞ
最後は、架空ではなくホンモノが実在する乗り物です。テスラが、創業者であるイーロン・マスク氏肝いりで製作した「サイバートラック」がメガブロックから登場しました。サイバートラックといえば、なんといっても2019年の発表会でのできごとが強烈な印象に残っているはず。跳ね返すとされていた金属球をぶつけると窓ガラスにヒビが入るシーンは、いろいろな意味で衝撃でした。そして、そんな発表会でのシーンを再現できる割れた窓ガラスと鉄のハンマーも付属! そんな伝説のクルマをブロックで作れるなんて、なかなかシャレが効いてますよね。
>> 金属球で割れた窓も再現できる!メガブロック「サイバートラック」のこだわりに乾杯!
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/468670/
- Source:&GP
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