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Apple、サウジアラビアに大規模物流センターを近日オープン。政府高官が明かす

Apple サウジアラビア 物流センター
 
Appleが、サウジアラビアの首都リヤドに、大規模な物流センターを近日中にオープンすると現地メディアが報じています。リヤドのApple開発者アカデミーは、最初の修了者を送り出しています。

首都リヤドの空港近くに物流センター

Appleの製品や部品を保管する物流センターが、数週間以内にオープンするとサウジアラビアの投資担当大臣であるハーリド・アブドゥルアズィーズ・アル=ファーリハ氏が明かした、とArab Newsが報じています。
 
物流センターの場所はサウジアラビアの首都リヤドにあるキング・ハーリド国際空港周辺で、床面積は床面積18,000平方メートル(東京ドーム約0.4個分に相当)とのことです。
 
Appleは1年以上前から、この施設に勤務する従業員の採用活動を続けていました。
 
アル=ファーリハ大臣は、AppleのほかにGoogle、Alibaba、Microsoft、IBMといった企業がサウジアラビア国内への投資を計画しているか既に開始しており、これらの投資は大学やトレーニングセンターによる人材育成にもつながっている、と語っています。
 


 

サウジのApple開発者アカデミー、初の修了生を輩出

Appleがリヤドに開設した開発者アカデミーは最近、最初の修了者を送り出しており、サウジアラビアの政府高官やApple役員らも出席した記念式典が行われました。
 

 
アル=ファーリハ大臣はTwitterで最初の修了者たちを祝福し、サウジアラビアのデジタルトランスフォーメーションや女性の社会進出への貢献に対する期待を語っています。
 


 

Foxconnはサウジに新工場建設へ

2022年3月には、Apple最大のサプライヤーでFoxconnとして知られる鴻海精密工業が、サウジアラビアに新工場を開設する計画が報じられています。
 
Foxconnのリウ・ヤンウェイ(劉揚偉)会長が2020年8月に「中国は『世界の工場』としての役割を終えた」と語ったように、同社は中国以外での製造拠点整備を積極的に進めています。
 
2021年10月にはベトナムで新工場開設の許可を取得、最近ではインドでのiPhone生産規模を拡大すると報じられています。
 
 
Source:Arab News, Sami Fathi/Twitter, Khalid Al Falih/Twitter
(hato)

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