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福岡市で電動トゥクトゥクのレンタル開始。エコで手軽な移動で充実した観光体験を

東大発ベンチャーの株式会社eMoBi(以下、eMoBi)と大稲グループは、福岡市大名にある大稲大名パーキングにて電動トゥクトゥクのレンタルサービスを8月16日(火)より開始します。

手軽に乗れるEV、開放感とスピード感も魅力

eMoBiが提供する電動トゥクトゥク「PACO」は、家庭用コンセントで充電できる航続距離80kmのEV。普通免許(ATも可)所有者であれば誰でも運転できることやヘルメットが不要なことなど手軽に利用できるのが特徴のひとつでしょう。

また、車体の両側にドアがない開放感ある設計や2輪よりも安定した3輪構造、最高時速45kmのスピード感、バーハンドル式の直感的な操作も魅力。

エンジン音のないEVならではの静かな車内で会話や音楽を楽しみながらドライブを楽しめるといいます。なお、PACOは3人乗りです。

サービス概要

そんな「PACO」が、レンタルサービス「りとれん」として大稲大名パーキングでレンタルを開始。車両は10台を用意し、1時間2500円・2時間4000円・3時間まで5000円という料金(税込)で提供します。貸出時間の上限は3時間となっていて、3時間以降は30分につき超過料金1250円がかかるようです。

利用者は、現地での操作説明と簡単な運転練習を受けてドライブを開始するという流れ。原則として事前予約制となっており、予約時に車体の色を赤・銀から選べます。

なお、サービス開始を記念したSNS投稿キャンペーンを実施予定。サービス利用後にSNSに体験時の写真や動画を投稿するとレンタル料金500円が割り引かれるようです。

今年、全国展開を開始

eMoBiはこれまで、南房総市での実証実験や長崎県壱岐市(壱岐島)におけるテストローンチを経て今年、「りとれん」の全国展開に踏み切りました。

現在は、東京都千代田区の秋葉原営業所や鹿児島県薩摩川内市の甑島営業所、能古島アイランドパークなどでサービスを提供中。そこにこのたび大名営業所が加わりました。

公共交通では観光スポットを回りきれないときや、昼食と夕食の間にちょっとこそまで出かけたいというとき、手軽に利用できるアシとしていいかもしれません。

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株式会社eMoBi

(文・Higuchi)

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