DigiTimesが、Ennostarは子会社であるEpistarに大型投資を行い、マイクロLEDディスプレイパネル生産立ち上げを加速させると報じました。
ミニLEDチップの出荷数、想定を下回る
Ennostarは子会社であるEpistarに、数回にわけて合計36億2,700万台湾ドル(約163億円)を投資し、150ミリメートル・マイクロLEDエピタキシャルウエハの生産設備立ち上げを行うと、DigiTimesが伝えています。
Epistarは、12.9インチiPad Pro(第5世代)用ミニLEDバックライトを供給しています。同社は、液晶テレビや大型ディスプレイ向けにもミニLEDバックライトを供給していますが、想定よりも需要が低く生産設備が十分に活用されていないと、同社会長のパトリック・ファン氏は指摘しています。
マイクロLEDディスプレイが2024年に急速に普及するとの予測
Epistarは、アイトラッキング機能を備えた仮想現実(VR)デバイス用のミニLEDチップの開発を行っているようですが、この分野は競合企業が少なく大きなビジネスチャンスがあるとファン氏は述べています。
マイクロLEDディスプレイパネルは、2024年頃から急速に普及すると予測されています。
Source:DigiTimes
Photo:LEDinside
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