ダイヤテックのFILCOといえばこだわり派のユーザーから熱烈に支持される、ハイエンドな国産キーボード。快適な打鍵感と、それを支える優れた品質と耐久性がプロフェッショナルユーザーを中心に厚い信頼を集めています。
そんなFILCOが30周年の節目を迎え、アニバーサリーイヤーを祝う特別モデルを続々リリースしています。8月9日より発売の「Majestouch Stingray Metal SUS Edge」(全7モデル、各3万3000円)もそうした記念プロダクトのひとつ。高級ステンレスの高い質感が圧倒的な存在感を放つフルサイズのロープロファイルキーボードです。高い剛性と軽量化を両立させた新設計ボディと、高さを抑えたキースイッチが快適なタイピングを実現します。
メカニカルキーボードといっても、キースイッチの種類によって使用感はさまざま。ユーザーが自分の好みや使用環境に応じたモノを選べるのがキーボード選びの奥深さであり、また“沼”と呼ばれる所以でもあります。
今回紹介するFILCOの記念モデル「Majestouch Stingray Metal SUS Edge」。ベースとなっているのは、キースイッチにドイツ・CHERRY社が独自開発した“MX Low Profile(低背MX赤軸スイッチ)”を採用した同社製「Majestouch Stingray」で、短いストロークでも快適かつ確実なタイプができることを強みとしています。
つまり、メカニカル独特のキータッチは好みだけど、キートップの高さがちょっと苦手な人、例えばノートPCなど薄型パンタグラフキーボードから乗り換えるユーザーなどにとっては最適なチョイスといえるかもしれません。
その「Majestouch Stingray」の軽いタッチを損なうことなく、剛性の高い高級ステンレス筐体に収めたのが、今回ご紹介する「Majestouch Stingray Metal SUS Edge」。
アンダーケースには1.2mm厚のSUS430HLを使用。キーボード基板を支持するスペーサーを直接圧入することによって筐体そのものの薄型軽量化を実現しています。
なお、パームレストを兼ねた天板には2mm厚のSUS304HLを採用。右上にレーザー加工で施したブランドロゴと美しいヘアライン仕上げが、記念モデルらしい風格を漂わせます。
微細な使用感にとことんこだわるユーザーのために、アクチュエーションポイント(打鍵した際、内部のスイッチがオフからオンへと切り換わるポイント)1.2mmの“赤軸”モデルと、同1.0mmの“スピード軸”モデルを用意。
特に“赤軸”モデルでは英語配列と日本語配列、さらに日本語配列なら日本語かな印字の有無、印字位置などきめ細かなラインナップを揃え、好みに応じた1台が選べるようになっています。標準のアジャスタブルフットで4°〜8°の傾斜調節ができますが、傾斜角度や高さをもっと調整したい人のためにオプションの「MM BASE Kit」(2750円)も用意。
もちろん、すぐに手が出せる金額ではありませんが、「本気になって吟味すれば、キーボードもここまでこだわれる!」って、けっこう目からウロコの驚きかもしれません。買ったままのPCやキーボードを使って毎日何気なしに作業している人なら、まずは入力機器から見直してみてはいかがでしょうか。
>> ダイヤテック「FILCO Majestouch Stingray Metal SUS Edge」
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/468862/
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