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Pixel 6aの画面、実は90Hz対応もGoogleが60Hzに制限していた

Pixel 6aの画像
 
Googleの新型スマートフォンであるPixel 6aは上位機種であるPixel 6/6 Proと同じシステム・オン・チップ(SoC)を搭載しながら価格を抑えた機種です。
 
画面のリフレッシュレートが60Hzである点もコストを抑えるためとみられていましたが、実はPixel 6aのディスプレイは90Hz駆動に対応していることがわかりました。

90Hzで動作可能なPixel 6aのディスプレイ

TwitterユーザーのNathan氏(@TheLunarixus)は、Pixel 6aのディスプレイを90Hzで動作させることに成功しました。
 


 
GoogleはPixel 6aの画面リフレッシュレートを60Hzとしていましたが、実はより高いリフレッシュレートで動作可能であるようです。
 
リフレッシュレートが高いとスクロール時など、画面を書き換える際の動作がよりなめらかになります。

差別化のため?バッテリー持ち時間のため?

GoogleがあえてPixel 6aの画面リフレッシュレートを60Hzに制限しているのには2つの理由が考えられます。
 
1つ目は上位機種であるPixel 6/6 Proとの差別化のためです。
 
Pixel 6/6 Proの価格はそれぞれ74,800円〜/116,600円〜なのに対し、Pixel 6aは53,900円〜と同じSoCを搭載しているにもかかわらず格安です。
 
Pixel 6/6 Proの画面リフレッシュレートは最大120Hzなのに対し、Pixel 6aを90Hzにしてしまうと消費者がこぞってPixel 6aを選択してしまうため、あえて差を大きくつけて60Hzとしたのかもしれません。
 
もう1つの可能性はバッテリーの持ち時間です。
 
Pixel 6aのバッテリーは4,410mAhと、Pixel 6/6 Proの4,614mAh/5,003mAhに比べて容量が小さいものが搭載されています。
 
また、Pixel 6/6 Proには10Hz〜120Hzの可変リフレッシュレート機能が搭載されているため最大120Hzだとしてもバッテリーへの影響が小さいですが、Pixel 6aでリフレッシュレートを常時90Hzにするとバッテリーの持ち時間が短くなりすぎるのかもしれません。

 
 
Source: Nathan/Twitter via PhoneArena
(ハウザー)

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