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夏は手ぶらに限るね!アクティブシーンにも映えるショルダーバッグ5選

【2022夏 アウトドアファッション特集④】

「背中に汗をかいて不快だから」と、夏場はバックパックを忌避する人も多いことでしょう。じゃあ、どんなバッグを持てばいいのか。この由々しき問題に対して、選択肢として浮上するのがトートバッグやポーチ。とはいえ前者は片手が埋まってしまいますから、アクティブなシーンには不向き。後者は両手こそ空きますが、バッグにおいて重要な収納力に難あり。必要最低限+αくらいは入れて持ち運べないと、本末転倒というやつです。

以上から導き出されるジャストアンサー、それがショルダーバッグです。必要最低限のアイテムのみを持って、ちょっとお出かけ。そんなデイリーな場面から、夏ならではのアウトドア&アクティブな場面まで、幅広く活躍するだけでなく、シンプルな夏コーデのアクセントにもなると実に頼れるアイテム。そこで今回は、優れた機能性を有しながらカジュアルに使える、注目の5モデルを集めました!

1. 待望のコラボレーション第2弾は“カスタマイズ”がテーマ

DAIWA × GREGORY
「エバックウエスト+D」(1万2000円)

トップバッターは、日本が世界に誇る釣具メーカーDAIWA(ダイワ)とGREGORY(グレゴリー)によるコラボレーションバッグの第2弾。上半身が自由に使えて、どのような状況下でも必要な道具が素早く取り出せることから、釣行時ではメインバッグとしての役割を果たすウエストバッグ。

普通に腰に装着するだけでなく、肩から斜めかけするのもアリとシーンに合わせて、様々な使い方が可能です。

▲サイズ:H約8×W約28×D約19cm

また、ダイワならではのこだわりが光るのが、上部に備えられた8リングアタッチメント。ここには釣行時に使える4種類のアクセサリーバッグ(別売り)を装着することで、自分好みの使い勝手にカスタマイズ出来るとのこと。インナーにはスリットポケットが配されていたりと当然ながら収納力も十分です。

カラーはこのブラックのみの1色展開ですが、数量限定生産なので気になったらぜひチェックを!

>> DAIWA

 

2. 夏のアクティビティにも連れ歩けるミニクーラーポーチ

THE NORTH FACE
「フィルデンスクーラーポーチ」(9350円)

BBQやキャンプなど、夏のアクティビティにあると便利なのがクーラーボックス。ドリンクを冷たいままキープ出来るとありがたいですよね。この「フィルデンスクーラーポーチ」はそんな願いを叶える、ショルダーストラップ装備の3L容量ソフトクーラー。

THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)がこういった便利グッズ的アイテムを作っているという意外性も相まって、周囲の視線を集めること請け合いです。

▲サイズ: H15×W25×D9cm

素材は、600デニールポリエステル(PUコーティング/TPUラミネーション)生地を使用。薄手のインナーフォームを内蔵し、縫い目が出ないウェルディング製法で仕上げることで、軽量かつ高い耐久性と耐水性を実現しました。

メインコンパートメントには350ml缶が3本収納可能。さらにフロントには小物が収納出来るジッパーポケットも備えているので、フェスなどでも活躍してくれるに違いありません。

>> THE NORTH FACE

 

3. ヒップバッグとショルダーバッグの両方で使える2WAY仕様

karrimor
「VT ヒップバッグ R」(5500円)

スマホや財布といった貴重品のほかにモバイルバッテリーや折りたたみ傘など、収納力も求める人は、イギリス生まれのアウトドアブランドkarrimor(カリマー)からリリースされた、この「VT ヒップバッグ R」がうってつけ。

アイテム名こそヒップバッグですが、ウエストベルトを収納すれば小型ショルダーバッグとしても使える2WAY仕様。ちょっとした外出にちょうど良い5.5Lサイズということもあり、普段使いならショルダーバッグとして使うのが正解かも。

▲サイズ:H18×W30×D15cm

メインコンパートメントには、内ポケットが2つ、キーフックが1つ。さらにフロントポケット内にポケットが1つと、しっかり区分けされているので細々とした荷物も失くす心配がありません。

また底面の備えられたコンプレッションも地味に役立つディテール。ここに折りたたみ傘や薄手のライトアウターなどを装着することで、バッグには収まらないような荷物も気軽に持ち運べます。

>> karrimor

 

4. 超軽量・防水素材を使った透けてる機能派ウエストバッグ

NEUTRALWORKS.
「ウルトラライトウエストバッグ(ユニセックス)」(1万1000円)

続いてもウエストバッグですが、NEUTRALWORKS.(ニュートラルワークス)が他とひと味違うのが素材使い。超軽量でありながら耐引裂強度にも優れたダイニーマ素材を使用しています。

また、この素材は防水性も備えているため、ゲリラ豪雨などが心配される夏のアウトドアにも活躍。シースルーになっているので、どんなモノを入れるか考えるのもまた一興です。

▲サイズ:H12.5×W22×D4cm

小ぶりながら内部には仕切りがあって小物が収納しやすく、カギや小銭を収納出来るファスナーポケットも配備。これによりバッグの最重要項である使い勝手の面でも必要十分。

また、インナーポケットに本体をコンパクトに収納出来るポケッタブル仕様であるところも高ポイント! カラビナなどを装着可能なループも備えているので、メインバッグとしてではなくサブバッグとして活用するのも良いでしょう。

>> NEUTRALWORKS.

 

5. ライト&ミニマルなルックスに備えた必要最低限の機能性

CIE
「ヴェアリアス ミニ ショルダー -01」(9130円)

様々な人のライフスタイルに“新しい価値観”を提案するブランドCIE(シー)。同ブランドが作る「ヴェアリアス ミニ ショルダー -01」は、600デニールのポリエステル生地の表面に加工を施すことで、耐久性・防水性を高めています。

また金属パーツを極力使わず、軽量な生地をボディに使うことでライトな仕上がりに。その名に“ミニ”と冠するだけあり、コンパクトな設計なのはもちろん、機能性も抜かりありません。

▲サイズ: H19×W21cm

自由にモノが突っ込めるメインコンパートメント以外にも、随所に用途に併せたポケットを配した「ヴェアリアス ミニ ショルダー -01」。ボディ裏側のポケットもその1つで、使用頻度の高いスマホやサイフなどを収納するのに最適です。

内側に面ファスナーが付いているので、アクティブに動いても中に収納したモノが落ちる心配もありません。最低限の機能性を備えたシンプルなルックスは、どんなライフスタイルにも寄り添ってくれるでしょう。

>> CIE

*  *  *

本稿のテーマはショルダーバッグでしたが、フタを開けてみるとピックアップしたアイテムの半数以上がウエストバッグという結果に。とはいえウエストバッグを額面通りに使わず、肩掛けしてショルダーバッグとして取り入れるスタイルは、もはや定番中の定番。今回はそういった点も踏まえて5アイテムを選んだわけですが、その全てに共通するのがコンパクトなサイズながら優れた機能性を備えている点。

まだまだ暑い日々は続く模様ですし、気軽に持ち運べるショルダーバッグは活躍必至。まだ持っていないという人は、この機会に手に取ってみてはいかがでしょうか。

 

>> 2022夏 アウトドアファッション特集

<文/TOMMY スタイリング/宇田川雄一 メイン写真/田中利幸>

TOMMY|メンズファッション誌を中心に、ファッションやアイドル、ホビーなどの記事を執筆するライター/編集者。プライベートでは漫画、アニメ、特撮、オカルト、ストリート&駄カルチャー全般を愛する。Twitter

 

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