お部屋に置いておくポータブルスピーカーは、インテリアに馴染むデザインが理想的です。一般的なデザインにいまひとつ満足できないなら、こんなアートな佇まいのスピーカーはいかがでしょう?
一見、陶器の器のような見た目の「Teno(テノ)」(6万8200円)は、充電式のサウンドスピーカー。Bluetooth接続で好みの音楽を流せるだけでなく、充電式ポータブルライトでもあり、真ん中を割って開くと光りが溢れます。
砂のような表面の質感も相まって、アートオブジェのような佇まい。世界的に著名なドイツの「レッド・ドット賞」で2022年にInnovative Product(革新的な製品)部門と、オーディオ・デザイン部門で「ベスト・オブ・ザ・ベスト」のダブル受賞の快挙を達成したというのもうなずけます。
直径は約13cmで、両手にすっぽりと収まる小ぶりなサイズ感。ポータブルの家電ならではの持ち運びやすさがありつつ、重厚感のある存在感が不思議です。表面のざらざらとした質感も、時を重ねたような美しさを感じさせます。
もちろん、見た目の美しさだけではなく、音質にもこだわりあり。「Teno」に搭載されているのは、45mmのフルレンジ・ドライバー。ズンズン響く重低音から透き通った高音まで、幅広いレンジに対応します。
本体を割って開くと主電源がオンになるという、変わった仕組みになっています。想像通り、割れ目を閉じると電源はオフになります。ユニークだけど、直感的な操作が可能。
そんな新しい家電は、操作音にもこだわり、鳥や水の音色といった自然の音に設定されています。柔らかい光とも相まって、独特の世界観を演出します。
ライトの独特の見せ方は、日本伝統の工芸技法・金継ぎにインスパイアされたもの。確かに器に施された金継ぎのようですね。金継ぎは、大切な器を長く使い続けるための技術。モノとの向き合い方にもふと思いを巡らせてしまいます。
充電式ポータブルライトであり、サウンドスピーカーでもあるという、新しい家電。スピーカーとしての実用性があるだけではなく、オブジェとしても空間を彩ってくれそう。新しいモノのあり方を、ふと考えてしまう家電です。
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/470015/
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