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停車時も自立する安定感。ホンダ発ベンチャーの電動マイクロモビリティー、資金調達で年内発売へ

Honda発のベンチャー企業である株式会社ストリーモは、“ユーザーの安心感”を第一とした電動マイクロモビリティー「Striemo(ストリーモ)」を開発中。

同社はこのたび、シードラウンドにて第三者割当増資を実施し、総額2億円を調達しました。

安定走行と自立停車

「Striemo」は、安定感のある3輪構造とバランスアシストシステムが特徴の電動マイクロモビリティー。低速から快適な速度まで安定した走行を可能にし、地面に足をつかず停車できるといいます。

石畳や坂道でも進路や姿勢を乱されにくく、ユーザーは転倒などへの不安を軽減できるとのこと。そのため、余裕を持って周囲に配慮しながら運転できるということです。

3つの走行モード

プロトタイプ版では、6km/h・15km/h・25km/hという3つの走行モードを搭載。歩行速度ほどの移動もスピードを感じられる移動も、抜群の安定性でサポートします。

約3.5時間でフル充電し、航続距離は約30km。車体サイズは、全長109cm・全幅48cm・全高118cm・重量約20kgですが、折りたたみも可能です。

なお、現行法では一種原動機付自転車扱いとなり、免許・ヘルメット・ナンバー登録・自賠責保険が必要となります。

年内発売へ向け資金調達

同社は、2022年中に一般消費者および商業施設・空港などへ向けて「Striemo」を発売する見通し。また、今後の歩道走行を認める規制緩和を見据えた製品開発も進めるとのことです。

そのための資金として、みらい創造機構二号投資事業有限責任組合、本田技研工業株式会社、SOSV IV LLCより総額2億円を調達しました。

そして2023年以降は欧米市場へ展開し、将来的には世界中で高齢者を含めたより多くの人が安全かつ容易に使える「マイクロモビリティーの新しいスタンダード」を目指すといいます。

PR TIMES(1)(2
「Striemo」公式サイト

(文・Higuchi)

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